時局物 党首討論
総理は、いま国民の最大の関心事は西松建設の政治献金問題であると言い切った。
その2日前の25日には、北朝鮮が2度目の核実験を行なった直後のことである。
いま最大の関心事は、いや関心がなくてもいいが肝心なことは核攻撃対策ではないのか。
お隣さんが念願の拳銃を手に入れて我が家に対してぶっ放すぞと宣言しているのである。
それに対してどうやって我が家の安全を守ろうとするのかが喫緊の問題じゃないのか。
しかも我が家には隣家の身内が居候していて、公然とその手引きをしているのである。
なにも起こらなければ居候がいても生活に支障はないので平穏を保ってはいるものの。
その居候が拳銃の購入代金や生活費を隣家に送っているらしいという噂は周知の事実だから、
当たり前のことだが隣家が発砲して我が家に怪我人が出たら居候の立場は辛くなることだろう。
こういう状況になってきたら我が家の安寧のために居候には出ていってもらうということも
為政者なら十分に考えておかなければならないことである。そういう声に対する対策をである。
“生活第一”だという。安全という前提がなければ生活もなにもあったものじゃない。
我が家の生活の安全をどうやって維持するつもりなのかを論じてほしいのである。
トウシュと打てば盗酒と出て、トウロンと打てば倒論と出るのは庵主のワープロである。
もっとうまいお酒があるのに、どうでもいい酒を論じているのではないかという思いである。
-----
麻生さんには、安酒ではなく、もっといいお酒を呑んでほしいのである。
会話の流れや行間を読めば、
「“民主党に対する”国民の最大の関心事は西松建設」
という解釈をするのがフツーにアタリマエではないかと思われます。
「麻生が、国民の最大関心事は西松建設だって言った! けしからん!」
って言うのは、すごく恥ずかしい気がしますですよ。読解力の欠如を自ら明らかにしてるっぽい。
「パンがなければケーキを食べればいいじゃない」とか「貧乏人は麦を食え」とかと同様(これらは発言者の意図をねじまげたデマの例)、文脈を正確に読み取る努力を放棄すると、大変な事になりかねません。要注意、です。
「要注意」のご指摘の点についてはありがたく拝聴いたしました。
行間を読むということは読書には欠かせない要素だと思います。でも、文字面〈もじづら〉によく騙されてしまうんですよね。
ただし、この話題では、その部分は前振りであって、いいたいことは後半の国防対策の方が大切じゃないのかということなので、粗略な引用についてはさして意味がないということでご了承いただければと存じます。