その報道は何か隠していないか
同拳闘部は現役世界王者の名城信男や今は俳優の赤井秀和を輩出した西日本の名門だという。
事件を起こした部員というのが、在日朝鮮人だったという落ちを伝えるのが駄菓子本である。
なぁーんだ、そういうわけだったのかというのが大方の感想だろう。
それがわかれば、即廃部という処分も、同大にとっては渡りに舟だったというわけである。
先の京都教育大学の連中もひょっとしてという方向に邪推が飛ぶが、
即廃校ということではなかったから、そうではなかったのだと解釈しておこう。
庵主には、関西の風土は理解できないのである。
が、その気風はなんとなく分かるのである。
2代や3代では変わらないものだということは。
関わり合いになりたくないのである、その手の紛い物には。
紛い物といえば、日本酒の多くがそれである。
紛い物だから、もちろんそれが本物の酒からはほど遠いということは“さりげなく”隠している。
それでも、見掛けはよく似ているからほとんど気にならないのである。鈍感な人には。
庵主は正直者だから、つい本当のことを話してしまうのである。
というのも、関わり合いになりたくないからである。その手の紛い物の酒には。