民度
横須賀は小泉進次郎氏の、また兵庫8区は田中康夫氏が参議院議員から鞍替えして、
公明党の冬柴鉄三氏の地元に乗り込んでの一騎討ちとなる選挙区である。
引用は例によって駄菓子本である。
民度を試される両選挙区の皆さんにはご苦労様なことである。
傍目には見ていてこれほど面白いものはないが。
民度というのは要求水準のことである。
そんなに高級なものを求めない人が多いところは民度が低いとされる。
より高いものを求めるという向上心に溢れている人を強欲な生き方といってもいいから、
それをみっともないと見れば、民度は低い方が穏当なのかもしれない。
いま流行りの言い方ならば、それ(スローライフ)は地球に優しい生き方なのである。
もっといい物を、もっといい生活をよこせの大合唱で地球は悲鳴を上げているのだから。
民度でいえば、この「むの字屋」のお酒に対する民度は異常に高いのである。
お酒がほとんど宗教化しているのである。宗旨に合わない人にはキツイはずである。
でも、うまいお酒を口にしたらその瞬間、本当に憂いなんかは吹っ飛んでしまうのである。
生きていてよかったと感謝の気持がわいてくるのだからそれは最高の宗教なのである。