2016年 03月 07日 ( 2 )
2016-03-07 どっちなんだよ
曖昧な返事という技が日本語にはある。京都弁の「おおきに」のような言葉遣いの事である。
「私が造ったお酒ですが、おいしいですか」
うまいとき「結構なお味です」。
そうでなかったとき「結構なお味ですね」。

レジ袋を要らないと断る時になんというか、というのがネタである。
「あっ、大丈夫です」』(典拠11)。
どっちにもとれるからやめろ』(同30)。
なくてもいいです』(同41)。あっても構わないとも取れるのである。

結構ですってどっちの意味にもとれるからやめたほうがいいんじゃないっけ
悪徳なやつらに結構ですって言っちゃうと終わるぞ
』(同232)。
酒呑みが「もう十分に酔いました」と言っているうちはまだ酔っていないのだという。
「俺はまだ酔っちゃいないよ」という時はすでにかなり酔っぱらっているのだと。

ならば、「もう一杯、どうぞ、どうぞ」。
「いやー、今夜はすっかり御馳走になりました。もう結構です」。
さて、もう無理に勧めなくてもいいものか、やっぱり、もう一杯を楽しみにされているのか、
判らないのである。庵主がそう言った時には本当にもう限界なのではあるが。

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「悪徳なやつらに結構ですって言っちゃうと終わるぞ」の部分が解らない。どう終わるのか。
人を騙そうとしている奴にうっかり「結構です」と言ったら損をするという意味なのか。
粗悪な蟹を高い値段で売りつける詐欺があるという。
「蟹はいりませんか」という電話がかかってきて、「うちは結構です」と断っても送ってくるという。

粗末な質の蟹肉なのに請求書は高額なので、「注文した覚えはない」と電話をすると、
「電話でけっこうですとおっしゃいましたから、確かに注文を承りましたが」とくるらしい。
気の弱い人は、高い値段をいうなりに払ってしまうというのである。
その程度では「終わる」という程ではないから、「終わるぞ」とは何を意味しているものやら。

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by munojiya | 2016-03-07 00:04 | 世話物 | Trackback | Comments(0)
2016-03-07 それは逆「ゴールイン」
結婚する事をゴールインという事がある。
当たり前の話だが、それはスタート地点の事なのである。
普通は、それからが長いのだから。
即ち、それをゴールインというのは逆なのである。

それと同様に、新築マンションを長期ローンで買うことも「幸せのゴール」なんかではなく、
長い借金返済の始まりだという事である。『「新築マンションは資産価値の目減りがあまりに
も激しく、購入後すぐに20~30%の価値が失われ、10~20年かけて新築時の5~6割
ほどの価格に落ち着くように下がっていくのが平均的な推移。

つまり、住宅ローンを長い返済期間で借りた場合、半分も返済が終わらないうちに資産価値が
半分以下になっているということが起こるのです。住まいを買うなら将来的な資産性を何より
も重視する必要があります。そういった意味では新築マンションほど危険な買い物はありま
せん。

多くの新築好きな日本人は、住まいを買うことが『幸せのゴール』だと勘違いして、わかり
やすい幸せのイメージを高値でつかまされているに過ぎません」
』(典拠)。
新築マンションは危険な買物だというわけである。
それで言えばお酒も危険な買物である。多くはうまいというイメージに騙されるのである。
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by munojiya | 2016-03-07 00:03 | 世話物 | Trackback | Comments(0)