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再販売価格維持制度
物議を醸し出している再販制度というのは
商品の買い手は製造者が指定する値段でしか転売してはいけないというものである。
買い手が指定の値段より安くして売ると商品を発注しても出荷停止になることがある。
その代わり高く売ることも禁止されているから一面では利用者の利益になる場合もある。

結論をいうと製造者の利益を守るための制度であることはいうまでもない、利権である。
その制度にしがみついているのが新聞社とか出版社などであることをみると
口先だけで食っている連中の頼みの綱のようである、詭弁の見本といったほうがいいか。
その口先を潤すお酒の業界もその普及のために再販制度をちゃっかり導入すればいい。

すなわち、お酒を呑み手に提供する居酒屋は定価販売を守れというものである。
不当利得を上乗せした転売は日本酒の普及を阻害する行為にほかならないからである。
日本酒が売れないのはバカ高値でお酒を呑み手に押しつける居酒屋のせいなのである。
お酒の再販制度は呑み手の利益とお酒の普及につながる最善の制度なのである。

「このお酒は指定価格を越えて呑み手に提供することは法律で禁止されています」
「ただし、製造年月日から5年を越えるお酒についてはその規定は適用されません」
もっともそこまで保護されないと呑む人がいないお酒なんか庵主は呑みたくないが。
そうした新聞社や出版社の作るものがどうなったかを目の当たりにしているからである。
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by munojiya | 2007-06-30 00:11 | Trackback | Comments(0)
日本酒の末端価格は高すぎるという指摘
日本酒は年々呑まれる量が減っているという。
酒類全体ではビールならびに代用ビールが一人勝ちという状態が続いている。
日本人がモダンなワインを飲むようになったあおりをくらったものか
かつての見栄張用酒であるウイスキーは今は見る陰もないほどである。

日本人の人口はたしか今年をピークにして今後は少しずつ減っていくという。
また、日本はすでに高齢化社会になっていて若い人が少ない社会なのである。
老齢世代は酒量が減り、若い人たちはあまり馬鹿呑みをしないという。
つまりはお酒の呑み手の数とその需要量が激減しているのである。

要するに、今後はお酒を呑む日本人がドンドン減っていくのだから
これまでのようにどんなお酒でも造れば売れるという時代ではないということである。
それなりの味があるうまいお酒を造ってきちんと宣伝しないとお酒は売れないのである。
まずはまっとうなお酒を造らないことには始まらないということである。

さらに、ある蔵元が指摘するのは居酒屋でのお酒の売値は高すぎるということである。
酒屋から割引値段で買ってきた酒を右から左に移すだけで原価の数倍になるのである。
そんな高い値段で売られたのでは呑みたくても手が出ないではないかというのである。
居酒屋こそが日本酒の呑み手が拡大するのを阻害している悪因なのだというのである。
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by munojiya | 2007-06-29 00:10 | Trackback | Comments(0)
味噌の値段
食い物の値段のことである。
日本酒の値段はいくらぐらいか。
よく、政治家は国政感覚はあるかもしれないが家政感覚がないという悪口がある。
バター半ポンド(225グラム)がいくらで売っているかすら知らないからである。

まして、料亭等で馬鹿高い(一部の蔵元がそう言っている)日本酒を呑んでいると
お酒の値段もわからないことだろう。
お酒の値段は、1升で2000円前後が標準的な売値といったところである。
原料や造りがよくなるとそれより高くなるが3000円出せば錚々たるお酒が買える。

逆に一升900円ぐらいで売られている清酒がある。
その安さには何か理由(わけ)があると考えるのが当たり前だろう。
じっさい、何かあるのである、すなわち呑めないことはないがうまくないのである。
うまくないというのは食い物に対する最大の貶し言葉である。

で、味噌の値段であるが、
1キロ200円で売られているものがある一方で750グラムで1000円というものがある。
安い味噌は、清酒同様に原料と造りの違いだということはわかるが、
肝心の真っ当な味噌の値段が庵主にはわからないのである。

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バター半ボンド=225グラムとは書いたが、
実は、現在の国産バターはなんと200グラムで売られているのである。
なぜそうなったかという事情はこのページに書かれている。
そのうち一升瓶に1600MLしかはいっていないお酒が出てきたりして。

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by munojiya | 2007-06-28 00:48 | Trackback | Comments(0)
創意工夫の会社
ミートホープ社の話の続きである。
農林水産省とミートホープの癒着が邪推されている。
大相撲の八百長同様その邪推は当たらずといえど遠からずだろう。
精肉会社というのは何でもありの創意工夫の会社なのだということがわかったのである。

日本の精肉会社がこのとおりだからアメリカの精肉会社の実態も推して知るべしである。
牛肉に鶏肉をまぜる。→日本酒に廃糖蜜から造ったアルコールをまぜる。
屑パンを混ぜて増量する。→増量のために安い輸入アルコールを混ぜる。
牛肉と称して鶏肉を売る。→本醸造と称して名称にそぐわないものを売る。

これらは国のお墨付があるどこかの業界も日常的にやっている創意工夫なのである。
ちなみにミートホープ社の田中稔社長は文科省の「創意工夫功労賞」を受賞している。
攪拌機付き挽き肉製造器でだが農水省癒着付き挽き肉製造業でといったほうがいい。
農水省は今それらの創意工夫疑惑が他の精肉会社に波及しないように必至だという。

ミートホープ社の社長は半額の肉を買う消費者も悪いと言っていたが正論である。
無理が通れば道理が引っ込むの実例だからである。
正常な原価の半分でうまいお酒を造れと要求する方に無理があるのは言うまでもない。
その弊は呑み手に跳ね返ってくるだけなのである、まずい酒を呑まされるということで。
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by munojiya | 2007-06-27 00:09 | Trackback | Comments(0)
ミートホープ
北海道で不祥事を起こした精肉会社の名前が「ミートホープ」である。
腐った肉を上手に加工して安く売っていたという。
鶏肉を牛肉と称して売っていたともいう。
雪印といいミートホープといい、北海道の恥さらしである、いや廃物利用企業か。

放射線を照射して腐るのをとめてあるジャガイモを密かに作っているのも
北海道だったのではなかった。
北海道の食品は、いま世界的に悪評をかっている中国産並みなのである。
中国産は毒だが、北海道産はただ腐っているだけだからまだ増しか。

ジャガイモにいたっては腐りもしないのだからかえって始末に悪いともいえるが。
ミートホープのホープは希望という意味なのだろうか。
しかしてその実態はmeat despair (絶望的な精肉会社)だったのである。
その社長は消費者が安い肉を求めるのが悪いと居直ったという。

食い物の値段には相場というものがあって、異常に安いものは怪しいということである。
紙パックにはいって相場の半額以下で売られているお酒を呑む勇気はありますか。
食品の表示には「純粋はちみつ」「本醸造」「牛肉」「大豆(遺伝子組み換えでない)」、
「新潟県産コシヒカリ」等々、いかがわしいものが多いという実態を知らされたのである。
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by munojiya | 2007-06-26 00:25 | Trackback | Comments(0)
沖縄はずるい
世の中には密かに行なわれている法律上の特権というのが数多くあるようである。
依怙贔屓ということになるが、そのうちの一つがたまたま新聞記事になったのである。
沖縄で売られている泡盛はその酒税が他の焼酎よりも安くなっているというのである。
沖縄県以外に住んでいる呑み手を差別するそんな事実を知っていただろうか。

2007年6月18日の読売新聞の夕刊の記事にその事実が載っていた。
沖縄県内で消費される泡盛の酒税は他の焼酎類の65%に軽減されているのだという。
2012年度以降はそれが廃止される見込みで、沖縄振興のために今のうちから
泡盛の古酒である古酒(くーす)を売り込もうとしているという記事だった。

またまた呑み手は大蔵省に騙されていたのである。
「沖縄県民 はこすい」としようと思ったが、
沖縄県民でなくても沖縄で泡盛を買えば安い酒税で買えるようだから
地酒はご当地に足を運んで呑めということなのだろう、地域振興策なのである。

だとしたら、各県の地酒も県内で売るものは酒税を65%にするべきだろう。
もちろん他県で転売する目的での売買はさせないという縛りは必要だろう。
と思ったが清酒一升の酒税は216円であるから65%では76円引きにしかならないが。
そういう特権を一人のうのうと享受している沖縄というのはやっぱりせこいのである。
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by munojiya | 2007-06-25 00:48 | Trackback | Comments(0)
梅酒は漬けるのではなく、仕込むのである
梅酒造りには三つのタブーがある。
一つ、醗酵させてはいけない。アルコール分20度未満の酒に漬けてはいけない。
二つ、造った梅酒を他人に飲ませてはいけない。家族はその他人と見ないので大丈夫。
三つ、ブドウなどを漬けてはいけない。他の酒類の既得権益を侵すことは許されない。

梅酒を漬けるときに使う酒はアルコール度数が20度以上のものでなければならない。
そうでないと、漬けたあとにアルコール醗酵が起こることがあるからだそうだ。
度数1度以上のアルコール醗酵をさせると酒を造ったということになるから
無免許でそれをやると密造酒ということになる、という理屈らしい。

だから20度未満の日本酒に漬けることは違法なのである、要注意である。
おいしい梅酒を造るからそれを私にも造ってくださいといわれても応じてはいけない。
それをやると無免許で酒類を販売したことになるから、という理由によるものらしい。
だから大量に漬ける梅酒造りマニアは造っても飲む人がいない酒を造っているのである。

梅酒のついでにレモンやイチゴを漬けてもいいがブドウを漬けることは禁止されている。
そして肝心なことであるが、梅酒は梅を「漬ける」のではなくて「仕込む」のだそうだ。
ある時期になったら焼酎から梅の実を取り出すというのが梅酒造りのコツだそうだ。
それはネットで知ったことである。
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by munojiya | 2007-06-24 11:28 | Trackback | Comments(0)
ががでで、をはにの話
税金を取るほうは「この社会、あなたの税が生きている」と標語を(ママ)言うが
『あなたの税で生きている』だろ。
「美人を育てる秋田米」も「美人に」だろうといっても役人が一旦決めた事は直さない。
おそらく秋田がなくなっても直さない。

と書いているのは渡部亮次郎氏のメルマガ「頂門の一針」813号の身辺雑記である。
助詞の使い方を間違えると意味が違ってしまうのである。
「美人を育てる」といったら、現在美人でない人には効果がないということである。
美人になるように育てるというから販売対象が広がるのであるからにでなくてはならない。

前者は「税が生きている」としたのでは主客転倒である。
税金は取るのが目的ではなく、手段であって生かして使うことが本意だからである。
手段と目的をはき違えている標語だというわけである
だから前者は「が」は「で」でなくてはならないし後者は「を」は「に」でなくてはならない。

お酒においては、造り手を励ます言葉は
「この社会、あなたのお酒が生きている」
「呑み手を育てるうまい酒」
でいいのである。

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助詞の使い方ということではこんなことがあった。
その本はたしか吉村昭のエッセイ集だったと思うが、その中の一篇に
助詞の使い方一つで話のふくらみが劇的に変わってしまうという実例があった。
それを立ち読みしていて思わず「おーっ」と唸ってしまったことを思い出した。

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by munojiya | 2007-06-23 01:35 | Trackback | Comments(0)
今でも梅酒造りは違法になる場合がある
日本では酒は個人が勝手に造ってはいけないということになっているから
それをどうやって造るのか知らない人が多い。
酒は天から降ってくるようにお店に並んでいるのである。
個人で造ってはいけない理由は飲んではいけないからなのかというとそうではない。

どんどん飲めと宣伝していいことになっている。
酒を買うと「お酒は20歳になってから」と飲酒を勧める標語が書かれている。
それを書くなら「法令により未成年者の飲酒は禁止されています」だろう。
20歳になってから、と書いたのでは暗に飲酒を勧めることになってしまう。

日本で個人が無許可で造っていい酒の一つが梅酒で、今は梅酒を漬ける季節である。
梅酒は、実は下手に造ると酒税法違反になる場合があることは知られていない。
知られていないというのは、庵主はそのことを知らなかったということである。
かつては梅酒を漬けること自体が違法だったということは知っていた。

解禁されたのは昭和37年だという。
しかし、いまでも20度未満のアルコールで漬けてはいけないのである。
醗酵する可能性があるからで、そうなると醸造行為になるから違反だという。
そのほかにも梅酒造りには禁止事項がいくつかあるから注意したほうがいい。
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by munojiya | 2007-06-22 01:41 | Trackback | Comments(0)
酒を大量に造るということ
梅酒になぜ着色料なんか必要なのか庵主にはわからない。
ネットで梅酒の造り方を調べてみると、着色料を入れると書いたものは見当たらない。
入れなくてもいいものをわざわざ投入するのは
梅酒メーカーには人に言えない隠された理由があるのだろう。

具体的には梅酒の大手メーカーであるチョーヤが怪しいということになる。
いまどき日本酒のTVコマーシャルを見ることはほとんどないが、
チョーヤの梅酒のCMはTVをもっていない庵主も目にすることがあるから
かなりの無理をして梅酒を大量に造っていることは疑うまでもない。

なにをやっているのか。
まず原料として使われている梅の実はほとんどが中国産の安いものだろう。
というより大量生産するためには国内産の梅の実は高すぎるのである。
近くのスーパーでは南高梅が1キロ700円ぐらいで売っている。

それで梅酒を漬けると一升で原価が2500円ぐらいになる。
チョーヤの梅酒は大量生産なのでずっと安いのである。
だから着色料が必要になるというわけである。
その色味をどこで買っても同じようにするための無用な努力なのである。
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by munojiya | 2007-06-21 00:15 | Trackback | Comments(0)