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2011-05-31 「喜正/純米吟醸/ふなしぼり」
東京にも地酒があるのである(←居直りのあるある)。
ところが、東京に住んでいる人にその地酒をいくつ知っていますかと聞いたら、
ほとんどの人が答えられないのではないだろうか。
第一、そんなもの見たことがないのである。

見たことも、聞いたことも、呑んだこともないものを答えられるわけがない。
「幻の酒」という言い方があるが、東京の地酒こそは本当の「幻の酒」なのである。
とはいっても「澤乃井〈さわのい〉」は比較的よく見かける東京の地酒である。
目にすることはあっても庵主にはなかなか呑む機会はないけれど。

庵主の場合、呑む機会がないのは、それが、呑む順番が後回しのお酒だからである。
呑む順番が後回しになる理由はすでに書いたことがあるとおりである。
東京の地酒といっても、23区内にあるのは一蔵で、「丸真正宗」だけである。
それ以外の蔵は、都下に点在している。福生とか、青梅とか、東村山などに、である。

その中で、庵主が好きなのは「喜正〈きしょう〉」である。
今度も、新宿で歩いていたら、その「純米吟醸」と出合ったのである。
呑んでみたら、やっぱりうまかった。純吟といっても50%まで磨いてある。気品がある。
もう一つのお勧めは「千代鶴〈ちよつる〉」である。その大吟醸がうまかったのである。

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東京都酒造組合のパンフレットによると、12蔵が名を連ねている。
現在造りを止めている蔵もあるので、そのパンフに載っている銘柄は次の通りである。
「澤乃井」「嘉泉〈かせん〉」「多摩自慢」「金婚」「丸真正宗〈まるしんまさむね〉」
「喜正」「千代鶴」「日出山〈ひのでやま〉」「桑の都」「國府鶴〈こうづる〉」。

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by munojiya | 2011-05-31 01:05 | 酩酊篇 | Trackback | Comments(0)
2011-05-31 それじゃ軍歌だ
ラジオに出ていた前田武彦が言っていた。その発言は下に引用するが、まずその前振り。
今度の神祭後、おっと震災後に、元気を失った気持を励ますための歌が作られた。
人の弱みに付け込んだ泥縄商法といえないこともない。その実例を先に取り上げた。
きみたち、この歌を聞いたら元気になれるでしょうという、さもしい音楽のことである。

本来は、すでに作られている歌で心を癒すのである。
たとえば、唄われたのは「上を向いてアル高」である。
おっと、また誤変換、「上を向いて歩こう」である。
あれは被災者が唄う歌ではなく、実は被災者を突き放す歌なのである。

足元の瓦礫やそれにまみれている被災者から目をそらして、上を向いて歩こうというわけだ。
禊ぎの歌だったのである。本当は、穢れを払うための歌なのである。日本人だなぁ。
日本人の凄い所は過去を水に流せるということである。忘れるという意味ではないよ。
その一点で、シナ人(墓を暴く)、チョウセン人(恨がないと生きられない)と異なるのだ。

過激な言葉を使って励ます歌というのは軽薄だと、前田武彦はいうのである。
大要はこうである。『言葉で励ます歌というのは軍歌と同じだ』と。
地震以来、しばらく呑むことも忘れていた呑兵衛が、「いやー、この薬はうまいねえ。
そこいらの水薬よりずっと元気が出る」。下手な歌より(人によるが)うまいお酒である。
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by munojiya | 2011-05-31 01:01 | 世話物 | Trackback | Comments(0)
2011-05-31 5月の末に飛び込んできた大ネタ
いま、日本人を恐怖のどん底に突き落とす情報がネットを飛び交っている。
もんじゅである。
駄菓子本では、それを「悶呪〈もんじゅ〉」と書いている。
駄菓子本ネタだから、「むの字屋」における分類では笑い話である。

ネットには、誰が思いついたものかよく分からない、出処不明の地図が出回っている。
中国の、日本分割支配地図というのもあった。
誰が作ったのか分からないのに、相当の名前がある人も無批判にそれを紹介している。
アメリカ合衆国の6分割統治案という地図もネットで見たことがある。出処〈おもわく〉不明である。

今度の「もんじゅ被害想定エリア」も製作者がよく分からない地図である。
絶対事故が起こらない”原発で事故を起こす技術力を発揮した日本の原子力業界である。
「絶対安全」なもんじゅで何をしでかすか、悪い想像がふくらむのである。
それにしても、その地図を見ると、日本は狭い国なのだとつくづく思うのである。

もう一つ、つくづく思うのは、原発と命を引き換えにはしたくないなぁということである。
浪江町の「磐城壽」が呑めなくなる前にそのお酒に出合えたのは庵主にとっては僥倖だった。
福井のうまいお酒も今のうちに呑んでおかなくちゃいけないのかも。
「梵」、「一本義」、「福千歳」。「早瀬浦」も「花垣」もある。福井は宝物だというのに。

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もっと怖い話。その「常陽」の正体が分からないからいっそう怖いのである。
でも、マジで洒落にならんくらいヤバいのは「もんじゅ」じゃなくて、
「常陽」なんだけどな。
』(52番)
もんじゅうこわい』(54番)

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誰か、もんじゅの偉大さを産業[三行]で頼む』(152番)
空気中で爆発するナトリウムと、
少しの制御誤りで即臨界のプルトニウムが織り成す、
夢のコラボレーション
』(157番)。笑っている場合ではないのかもしれないが可笑しい。

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by munojiya | 2011-05-31 00:54 | 笑い話 | Trackback | Comments(0)
2011-05-30 「ぐぐっと生」85円
下手物〈げてもの〉と目されるものが、庵主は好きなのである。
いわゆる、本物の「贋物」である。庵主は「贋物」と「偽物」を使い分けている。
「贋物」と「偽物」は同じだと説明している辞書があるが、
その伝で言えば「人事異動」を「人事移動」と書いても同じようなものだということになる。

「異動」と「移動」は、はたして同じ意味なのか。
それを、ほとんど同じだと割り切ってしまえるならば、
「純米酒〈じゅんまいしゅ〉」と「アル添酒〈あるてんしゅ〉」も同じものになってしまう。
異動と異動の違いほど異同がないからである。

庵主などは、いつも区別ができないのである。
純米酒とアル添酒の違いが。
気にしなければ、本物のビールも、「本ビール」も大して違わないのである。
大人になるということはそういう些細な違いにおおらかになれることなのである。

で、その売値からして下手物と思われるのが韓国製「本ビール(アル添発泡酒)」の
ぐぐっと生」である。やまやのPBで、350ML缶が85円である。
一説には韓国のビール(類)は日本のビールに比べると不味いというが、こと「本ビール」に
関しては、庵主はその韓国製が口に合うのである。日本のそれは綺麗すぎて面白くないのである。
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by munojiya | 2011-05-30 02:18 | 酩酊篇 | Trackback | Comments(0)
2011-05-30 幸福を売る業界の4強
幸福科学学園
創価学会
エホバ
統一教会
』(68番)。幸福会ヤマギシ会が抜けているか。

新興宗教の信者というのは何が不満足なのだろうか。
現に生きているということだけで満足できないのだろうか。
自分には何か不足しているものがあると思っていて
それを信心で手に入れようとでも思っているのだろうか。

自分には優越感が足りない。
もっと他人より偉いと思いたいとか。そうなって何をしたいのか。
自分にはお金が足りない。
もっと人より多くのお金を手にしたいとか。それを手にして何に使いたいのか。

名声が欲しい、地位が欲しいといったところか。その業界では「健康」も売れ筋商品である。
「タンパク質が足りないよ」というCMがあった。
宗教は、その架空の不足しているタンパク質を補填してくれるのだろう。
うまいお酒があればそれだけで十分満たされる幸福感のことである。

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何か狂気を感じる』(92番)。参照
狂気も教気も似たようなものである。どこかがおかしいのである。
こういうのは楽しい狂気である。やっぱりどこかおかしいというのが共通点である。
馬鹿馬鹿しいといえばそれまでであるが。

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by munojiya | 2011-05-30 02:05 | 世話物 | Trackback | Comments(0)
2011-05-30 命より威厳
青雲和尚が下らないと一喝した(クリックすると音が出るのでご注意)がある。
庵主が読んでいる渡部亮次郎氏にしても、青雲和尚にしても歌の聞き達者なのである。
歌を知っている人である。歌は楽譜ではなく気持の表現なのである。その歌はそれが軽いのだ。
安いお酒に馴染んでいると、いいお酒が重く感じるようになるのである。

新潟人    
滋賀人 
群馬人 
福岡人 

石川人 
岡山人 
土地擬人(生協で売っている福島、茨城、千葉、群馬、栃木の野菜は危ないというがある。)
広島人 

鳥取人 
愛知人   
咲いた魔神、神奈川人、愛媛人、三重人、和歌山人、 
北海土人、おっと北海道人。落ちは、サントリージンか。 

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千葉人、岐阜人、静岡人、大分人、差が人、長野人、兵庫人、大阪人、宮城人、飽きた人、
青森人、岩手人、茨城人、山形人、東京人、教都塵、山梨人、長崎人、熊本人、解くし魔神、
なら人、服異人、島ね人、山口人、沖縄人、富山人、家側人、鹿児島人、宮崎人、高知人。
あえて「ふくしまじん」は変換しないのである。変な漢字が出てきたら困るから。

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by munojiya | 2011-05-30 01:59 | 余外篇 | Trackback | Comments(0)
2011-05-29 日本人が福島を殺して知ったこと
金と命を天秤に掛けて、金の方を取ってしまっていたということである。
お金は手段である。命をつなぐことが目的なのである。
とにかく一番ひどいのは「いざとなりゃ自給自足」の糧となる
土と海を核汚染でダメにしたこと。

電気なんてなくてもなんとかなるんだよ、江戸時代末期まで電気なんて
なくても繁栄したんだから、土からとれる植物も海から取れる動物も
危険で食えないものにしたんだからな、地下水も汚染されてるから
水も飲めやしない。

もはや生きる方法を奪われたようなもんだよ。
駄菓子本(米欄)
宗教という商売がある。神様を小売りする商売である。
いちおう、世のため、人のための行為だということでそれを宗教と呼んでおく。
その商売の目的〈うりもの〉は命をいかにして綺麗に続けさせるかということだろう。

命の中で一番大切なのは人間の命である。
ところが、その日本の命を支えているのは、水と土地なのである。
それを平気で殺してしまったということは、その上に乗っている命の命運も。
宗教が神の小売りであるのに対して、お酒は産地直送である。だから心に叶うのである。

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水が死んだら(限度を越えて放射能で汚染されたら)、お酒も造れなくなってしまう。

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by munojiya | 2011-05-29 00:43 | 酒の肴 | Trackback | Comments(0)
2011-05-29 嘘から出たまこと
冗談で「東電」は「うそつき」と読むと書いていたらそれが本当になってしまったのである。
福一の原子炉に海水を注水する作業を政府の指示で中断したということになっていたのに、
“本当は”中断しないで継続していたという話になったのである。
当然、その新しい“話”もまた嘘でしょうと疑ってみるのは学習能力というものである。

放射能を甘く見ている人達はおめでたいのである。低量のアルコールだって有害なのに。
静岡の茶葉の放射能測定をしないことにした理由がすばらしい。
お茶を淹れて飲むときには茶葉の放射能は薄まるので心配ないからだという。
お茶の飲み手はそんな能書きを聞きたいのではない。

正確な汚染度を教えてくれればいいのである。
飲む、飲まないは飲み手が判断することである。
「呑んだら酔っぱらうことに変わりないので、アルコール度数の表示なんか必要ない」と
言われたら、はいそうですかと言えるかということである。酒を安心して呑めなくなる。

色は似ているが、ビールとウイスキーでは10倍ちかい度数の違いがあるのである。
20度焼酎のつもりで見た目は同じような「スピリタス」をあおったら死にかねない。
又呑み手は辛口・甘口という表示ではなく日本酒度という客観的な数字を知りたいのである。
その数字を見て、それを呑むか、呑まないかは呑み手が判断することである。

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チョウセン人のことを、「息を吐くように嘘をつく」と言って馬鹿にしていたのである。
鳩山由紀夫、菅直人総理で、有能なノムヒョン大統領を越えた日本が、
今度は「放射能を吐くように(止められない)嘘をつく」ことで又々韓国を越えたのである。
韓国人が何でも世界一じゃないのである。日本人の方が凄いだろう。参ったか、韓国人。

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by munojiya | 2011-05-29 00:39 | 世話物 | Trackback | Comments(2)
2011-05-29 知らなくてもいい世界
知らなくてもいい世界というのがある。
知っていなくても自分が生きていく分には支障がない知識のことである。
知らないことを「無知」というが、少しばかり自分は頭がいいと思っている人は
「無知」な人を馬鹿にするのである。それを日本語では「おめでたい」という。

TV番組で、親からきちんと躾けを受けていない女子大生に料理をさせてその無知を嗤う
番組があった。米を洗えといったら洗剤を入れて洗ったといった笑い話の類である。
それを知らないと生きていけないとなったらちゃんと覚えるものなのである。
それを知ることによって自分で自分の進む道が開ける場合はである。

福一の核爆発事故から放射能の知識が日本人の基礎知識になりつつある。
庵主も、シーベルトという単位も知らなかったのに今ではそれが日常用語になってしまった。
しかし、そんなものを知ってもどうしようもないのである。
知ってるに越したことはないが、知らなくても結果は同じだからである。

線測地点」では地上15メートルのところで放射線量を観測しているという
放射能は地表に近い方が上空より強いから、生活上の受線量はその観測値の数倍なのである。
福一の放射線量等のデーターは電源喪失時にはどうやって計っていたのか。発表は嘘数字か。
東電発表のデーターは信用できるのか。その辺の事情が分からないから聞いても意味がない。

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これは5月16日に書いたものである。嘘を前提にあれこれいっても詮方ないことが分かる。
「おめでたい 政治家同士の 誕生会」という時事川柳があった。「おめでたい」が掛け詞。
この数年犬猿の仲だった民主党の小澤一郎と渡辺恒三が突然合同誕生会を開いたのである。
満面笑みを浮かべる両雄とそれを取り巻く人達の幸せそうな顔をした情景のことである。

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by munojiya | 2011-05-29 00:20 | 世話物 | Trackback | Comments(0)
2011-05-28 季節のビール
大手ビールメーカーのビールはそつはないが、面白くないというのが庵主の心象である。
まずいというのではない、面白くないのである。
「本ビール」などは、下手物大好きの庵主の好奇心をくすぐるから、面白いけれど
ただ、その味わいがつまらないのである。

アルコールを添加するとお酒もビールも味がつまらなくなるのである。
アル添は、庵主は女の化粧に譬えるのである。
地の良さを潰してしまうのである。
それを綺麗ということもあるが、表情がつまらなくなるということである。

そういう「ビール」は、ちょっと飲むだけなら楽しいのである。
ちょっとだけ見るなら美しく見えるからである。
でも、すぐ飽きるのである。表面だけだからである。飽きないビールは別記事で紹介済み。
ということは、飽きる前に飲みきってしまえばいいのである。

サッポロの「ホップ畑の香り」(アル添ビール)は富良野産ホップ一部使用のビールである。
「みずみずしい香りと爽やかな味わい」で飲ませる限定醸造ビールである。
サッポロお得意の、知らずに飲めば「ビール」である。庵主は素直に騙されるのである。
なんと原材料の発泡酒に香料が使われている。ホップの香りとはそれなのかもしれない。

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飲み終わった缶に残る香りはゲラニオールの香りがする。しかも強烈に残るのである。
ゲラニオールというのは薔薇の香りの香水を造るときに一成分として使う香料の名前である。
どんな匂いかというと、薔薇の、ただし香水でいう薔薇の匂いである。化粧くさいそれだ。
冗談でビール香料と言っていたがいよいよ「本ビール」にそれが使われるようになったのか。

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by munojiya | 2011-05-28 00:28 | 酩酊篇 | Trackback | Comments(0)