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ビール77円、発泡酒47円、代用ビール28円

350ML缶入りの、それぞれの酒税だそうである。
たとえば末端価格250円のビールは、リキュールなみの酒税なら売値を49円安くできる。
そのビールを1缶200円で売ってもメーカーの儲けは変わらないということである。
ならば買い手は値段が安くなるから喜ぶのである。メーカーも損はしないのである。

なぜビールメーカーが無理にまずい発泡酒や代用ビールを造るかという理由は
酒税の回避なのである。
少しでも酒税の負担を安くして買い手を喜ばせようという心配りなのである。
庵主のようにうまい酒しか飲めない飲み手にとっては有難迷惑でしかないが。

食い物の生産量は有限なのに、人口の増加は必至となったら、
食い物の品質を落とさないとみんなに食い物が行き渡らないということである。
自分だけうまい酒を呑みたいという庵主の発想は他の食い物だったら反社会的なのである。
幸い酒は必需品でないから、他人〈ひと〉と争うことがないのは趣味の世界の話だからである。

食い物の質を維持するためには人を減らせという発想もあるうるのである。
もう見掛けだけの食い物は食いたくないという体の叫びが押さえられない人達である。
幸い、庵主がそれに走らないですむのは、多くの人がうまいお酒が有ることに気づいていない
からである。なにか一つ仕合わせなら他を望むまでもないという無欲の念からである。
by munojiya | 2009-07-22 01:38 | 酩酊篇 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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