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同感の人

ネットを見ていたらこんな書き込みがあった。『>まあだだよ[氏の称賛に対して]
黒澤映画なんて七人の侍以外はほとんどクソ映画。
まあだだよなんて見るに耐えん。モデルの百問先生と主役の松村がかわいそうなくらいだ。
たけしが黒澤批判したというなら、それだけの眼力をそなえているということさ。』

十人十色という。
それを絶賛する人もいれば、つまらないという人もいる。それでいいのだろう。
みんながみんな同じことを言っているということはおかしいのである。
だから、みんな右にならえの共産主義というのは異常だということである。

で、黒澤明監督の映画「まあだだよ」に対する感想が庵主と同じ人がいたのである。
なお引用文の百問先生の問は門構えに月の間違いであるが原文のままにしてある。
主役の松村とは松村達雄である。松村邦洋ではない。
庵主は、黒澤明は「赤ひげ」で終わっていると思っている。

その後の天然色映画には娯楽〈うまさ〉がないのである。
丁寧に造ったのだろうが、造り手の気合が伝わってこないお酒みたいだったのである。
もう一杯呑みたいという気持が湧いてこない酒である。
庵主にとってはそういうお酒でもそれがいいという人もいるから好みは色々なのである。
by munojiya | 2009-08-13 00:29 | 余外篇 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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