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090926 笑い話 ほとんどジャンクフード

笑い話のネタなら駄菓子本である。
これには笑ってしまった。
『自分は、牛乳、おでん、食パンっていう給食を食べていた。』(164番)。522番は殆ど喜劇。
戦後アメリカの余剰農産物の廃棄場所として始まった我が国の学校給食の今日の惨状である。

それは同時に日本人劣化の陰謀であったことはいうまでもない。
人間にまともな食い物を食わせると人格が陶冶されるが(いいお酒は心をゆたかにする)、
餌を与えるとどんどん人間性が破壊されていくからである(安酒は身が寂しくなる)。
最初はパンに、バンといってもスカスカのコッペパンに脱脂粉乳だった。

そのうち国内で米が余剰になったということでその消費先として目を付けられたのである。
脱脂粉乳がいまでは牛乳になっているようであるが、牛乳が既得権として居すわっている。
そこで新参のご飯と既得権の牛乳の組み合わせなのだという。味覚破壊政策である。
子供がおかしくなるのはむべなるかなである。まだ牛乳の替わりにコーラでなくてよかった。

どこの現場も既得権で身動きができなくなっているのである。平和の害毒である。
『そもそも栄養士がアホばかりだからどうしようもないわな』と原因は分かっているのである。
『うちの学校では、わかめご飯と牛乳の取り合わせが最悪だった。』想像を絶するのである。
酢の物に白ワインという組み合わせがあったが、そこは日本酒じゃないと無理なのである。

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だめ押しの一行。『犬なんて飯に牛乳かけてやったら喜んで食うぞ。』(549番)
結論である。『そろそろ学校給食そのものを廃止することも考えても良いと思うよ。
栄養第一主義で、食味や取り合わせも考えないメニューは餌だと思う。』親が猛反対するが。
アルコールが入ってれば酒だという発想もいわば栄養第一主義なのである。うまいわけがない。
by munojiya | 2009-09-26 01:39 | 笑い話 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


by munojiya