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091001 奈良漬け、山葵漬け、甘酒がダメな人

わが外山惠理〈とやま・えり〉嬢は、お酒は呑めるけど、
奈良漬け、山葵漬け、甘酒がダメだというのである。
庵主は逆で、ウイスキーボンボンとかブランデーがしみこんでいるケーキや
ラム酒が入っているジャムなどは大好きだが、酒が呑めないのである。

量を越すと一発で気分が悪くなる。しかもその量が小さいのである。
アルコールに対する耐性が低いからである。
もっとも量を呑まないので、多少値段の高いお酒でも安心して呑めることから
うまいお酒と出会えたのだからなにが幸いするかわからない。

我が外山惠理嬢というのは庵主の一方的な思い入れである。
庵主は阿南京子〈あなみ・きょうこ〉さんとか外山惠理嬢のやわらかい声が好きなのである。
庵主は、お酒もやわらかいお酒が好きなのである。まろやかな酒質ならなおうれしい。
それに対して、超辛口の酒というのは酒質が固いと感じるから苦手なのである。

ようするに好みの問題なのである。お酒は好みですからね。自分の舌が正義である。
庵主は、自分が好きな酒質のお酒が増えるとうれしいからひたすらそれを喧伝するのである。
それが一番いいお酒だというわけではないのである。自分が好きなお酒を讃えればいいのだ。
「ワンカッブがうめぇ」。そういう冗談でも、だから庵主は平気で受け付けるのである。
by munojiya | 2009-10-01 01:45 | 酒の肴 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


by munojiya