人気ブログランキング | 話題のタグを見る

091008 「快盃」

「快盃〈かいはい〉」という酒がある。現存するのに多くの人は見たことがない酒である。
そういうのを幻の酒というのだろう。「快盃」は第四のビール(アル添発泡酒)である。
庵主は幻の酒を飲んでいるのである。韓国で製造(工場名不明)して輸入したものである。
それが安売りの商材として使われている。

「快盃」は350ML缶が税込100円で売られている。輸入者は日本酒類販売。
酒税が掛かっているのに、水に砂糖と炭酸を混ぜただけの炭酸飲料よりも安いのである。
「リキュール(発泡性)①」である。
原材料は「発泡酒、スピリッツ(米・大麦) 炭酸ガス含有」である。アルコール度数は5度。

きわめて普通のビア・リキュールである。
それが結構よくできているのである。ちょい飲みには悪くない。
日本のそれは、アルコール感がはっきり感じ取れてビールという嘘がすぐにばれてしまうが、
「快盃」はアルコールがうまく馴染んでいて、アルコール感がしないのがいい。

そうはいっても、最後は味が薄く思われるのはビア・リキュールの限界(特徴)である。
同じく韓国製の「プライムドラフト」は350ML缶が108円である。輸入者は川崎フーズ。
こちらの原材料は「発泡酒、スピリッツ(大麦) 炭酸ガス含有」(度数5度)となっている。
こちらもアルコールの馴染みがいいのである。韓国製の方が一味上手のようである。
by munojiya | 2009-10-08 01:00 | 酩酊篇 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


by munojiya