人気ブログランキング | 話題のタグを見る

091026 時局物 即日の映画評「沈まぬ太陽」

10月24日土曜日封切りの渡辺謙主演の映画「沈まぬ太陽」は
企業生命を終えて日没を迎えたJALに送る挽歌なのではないかと庵主は思っている。
会社の寿命は三十年という説があるが、JALも晩期を迎えたようである。
時代の流れは航空会社の繁栄を認めない方向に走っている。

本当は飛行機の排気が地球の温暖化の主要因になっているのではないのか。
航空会社は時代に逆行する会社となっているのである。少子化下の大学のようなものである。
世界の交通ネットワーク自体もハブ化する必要があるのではないのか。
世界を結ぶ航空機は各国のハブ空港を結ぶ路線だけに集約するのである。

そこから先の旅はハブ空港から地上交通に乗り換えて移動するという基本構想である。
JALはその波に乗り損ねたのである。自民党利権に食い荒らされたのが実相だろう。
映画公開の時期を一歩間違えたら題名を替えなければならないところだったのである。
「墜ちた太陽」(原作山崎豊子「沈まぬ太陽」)である。

で、映画の出来が気になるが、即日その様子が分かるのがネットのいいところである。
一つは奥山篤信さんである。一つは名無しさん(153番)のものである。
前者は映画の中身を全然語っていないことと、後者の興行風景とで映画が見えてくるのである。
同様にお酒を買うときもまずネットでそのお酒の評判を確かめてみるようになったのである。
by munojiya | 2009-10-26 00:21 | 時局物 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


by munojiya