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091214 お酒が呑めない人

アセトアルデヒドの分解能力が弱い人以外にもお酒が呑めない人がいる。
『[小説家の]丸山健二氏はこうも言っている。
「酒は薬でなく毒です。酒は味方ではなくて敵です。酒は、理性と知性を麻痺させ、
健康を蝕み、人を人でなくさせてしまう。麻薬と同等の異常な液体です。」』●引用元

信念として、お酒を避ける人である。
もう一つ、呑みたいのだけど、お金がなくて買えないという人もあるか。
美輪明宏もお酒は人生の無駄だと書いている。
庵主のようにその人生自体が無駄じゃないのかと思っているとお酒はいい友達なのである。

いろいろな生き方をする人がいるから世の中は面白いのである。
第一、悪い人がいないとヒーロー映画は面白くない。
ヒーローがこらしめる人が人のいい善人(馬から落馬か)だったら、
ヒーローは善に仇成す最低の人間だということになってしまうからである。

悪い人がいないと、自分はそれに比べていい人になれないのである。
悪い人がいるから、こんな自分でもそれよりは増しだと思って生きていけるのである。
悪い人にこそ感謝しなければならないのである。そんな人にはなりたくないけれど。
悪いお酒があるからこそ、人はまがりなりにも生きていけるのである。感謝である。
by munojiya | 2009-12-14 00:15 | 酒の肴 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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