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10-01-12 本醸造酒の正体

果汁100%のジュースがある。
それに多少水を加えてもまだジュースとして通用するのである。
ならば水増しして売るのである。
そうすればより儲かるからである。

より多くの人にジュースを飲んでもらうためだといえば、一理あるのである。
水を加えることにはもう一つの理由がある。
100%ジュースはくどいので飲みやすくするために加水するというのである。
それにも一理あるのである。

果汁100%のジュースは必ずしもうまいとはいえないからである。
下手すると、果汁を搾ったものなのに野菜を搾った汁のような味わいのときがある。
多少水で薄めて、少し香料を加えた方がそれらしく感じるということである。
果汁100%がいいというのは、サプリメントを飲めば体にいいと思っているのと同じである。

飲み食いする楽しみを捨ててしまうという馬鹿者のやることだということである。
そういう食い物や飲み物を餌というのである。人間の食い物は餌ではないのである。
お酒にアル添してなぜ悪い、である。呑みやすくなるではないか。香りよくなるではないか。
そして、より美しくなるではないか。本醸造酒にも一理はあるのである。
by munojiya | 2010-01-12 01:00 | 酩酊篇 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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