10-01-23 時局物 「マスコミは東京地検の広報部」
「マスコミは東京地検の広報部」と詠んだら、毎日新聞の近藤勝重師範が苦笑していた。
正しく詠めば、「マスコミは東京地検の宣伝部」だろう。
詠み手がそこまでは言わなかったのは近藤氏に対する武士の情けといったところか。
ところでこういう報道のスポンサーは誰なのだろうか。
案外、検察の「調査費」だったりして。おっと、これは邪推である。冗談である。
話変わって、庵主だけかと思ったらこの人もそうだという。
庵主も小澤一郎の4億円土地購入の何が悪いのかという肝腎なところが解らないのである。
『現在さかんに報道されている小沢一郎をめぐる複雑なカネの流れについて、
検察のリークによると思われる報道がテレビに新聞にあふれ返っているが、
正直言って私はどこが問題なのかよく理解できない。』
地検の特捜部が、どういう目的でそれを追求しているのかが分からないのである。
小澤一郎は、外国から金を貰って政治をやっているのだから排除すべきだというのなら、
政治資金規正法なんかじゃなくて、外患誘致罪の間違いなのではないのか。
記事を読んでもその判断ができないからマスコミの報道は一方的な宣伝だというのである。
報道の現場では喧騒に酔ってしまうのかもしれない。素面で記事を書いてほしいのである。
-----
報道は事実でも、報じている内容が嘘だったという例がこの最新ニュース。
そういうニュースの発表があったということは事実だったが、発表の中身が大嘘だった。
マスコミは真面目な顔をして誤報〈じょうだん〉をたれ流すこともあるということである。
同じところに石川遼君の悪口を書いた記事もあるのが目についた。実態はやっぱりね。
-----
検察対小澤一郎戦争である。速報ネタであるが、果たしてこの情報の信憑性は。
『青山[繁晴]さんによると、地検の№2が小沢の内通者だった。
検事総長が「まさか彼が・・」と。小沢氏は検察の内通者を接待してきた。
情報漏洩は、地検内部から小沢氏に対してなされていたのである。
小沢氏は、記載ミスに自分がかかわっていたことを認めて手打ちをしようとしたが、
強硬な特捜部が強制捜査に入り、シナリオが狂ったことを知る。
ここまで来たら検察の真意をただし、自ら乗り込んでいって「どこまでやるつもりか」
確認した上で直談判しなければならない。それで任意聴取に応じたのであった。
「近々のうちに解決させる」と会合で語ったのは、そういう理由があったのである。
青山さんの解説を聞いた感想としては、小沢氏は検察上層部に圧力をかけ、
直談判すれば微罪で見逃してもらえると今でも思っているのだろう。
「解決させる」とは「検察上層部との取引」ではなかろうか。
内通者がいることはまだバレていないと思っているはず。
なにせゼネコン関連の証拠隠滅は完璧にやっている。
斡旋利得罪で起訴できるわけがない、そうタカをくくっていると思われる』●出典(米欄)
情報は氾濫しているが、その実相が「なに」と「なに」の戦いなのかが判らないのである。