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10-01-23 とても人間的な人々

『構造改革に賛成して政権中枢に擦り寄った人々が、他者の利益を削り、自分の利益は守るという、とても人間的な人々であった為に、骨太の方針がすっかり骨を抜かれてしまい、実現したのは政権中枢から遠い一般庶民の暮らしを痛めつける政策だけだったという結果を見て、大衆は、諸悪の根源が大企業の政治献金であるという点に、ようやく気がついた。

そこで、大企業の政治献金を受け取っていない民主党に期待が集まったのだが、蓋を開けてみれば、受け取っていないのではなく、受け取れないだけであり、しかも、その中で資金力のあるとされているのは、大企業の大株主の御曹司であり、相続税逃れの違法贈与を認めた脱税首相や、県レベルで地盤化して県内の全ての公共事業に対してみかじめ料を搾り取ってきた汚職幹事長だった。

自民党が浄化しようとして追い出した、金権政治の一番悪い部分が権力の中枢に復活してしまったのである。』クエさんのブログ(2010年1月19日日記)。出典の最後の一行がいい。
文章の息が違うため「むの字屋」の文体に嵌まらないので引用部分は流しこみである。
文章がうまく改行できないのである。いうならば酒質の違いである。

そうなのである、「とても人間的な人々」という言い方がいい。まろやかな言い方が。
世の中はすべてが善で成り立っているわけではないということである。善と悪は裏表である。
お酒もまた、うまいお酒とそうでないお酒は裏表なのである。表裏一体なのである。
で、呑むのなら、うまい方のお酒を呑みたいという「とても人間的な存在」が庵主なのである。
by munojiya | 2010-01-23 00:37 | 酩酊篇 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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