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10-02-21 武道と武士道の違い

純米酒とアル添酒の違いはその文字面〈もじづら〉から何となく判るが、
武道と武士道の違いとなると言葉が似ているだけによく判らないのである。
庵主がよく例に出す字体と書体も文字面を見ただけでは違いが判らないはずである。
はっきりいって、知っている人に教えてもらわないと絶対わからない。

武道と武士道の違いはこうして只で教えてくれるのがネット社会である。ありがたい。
武士道とは「死ぬこととみつけたり」である。
それにも主語はないが、「主君のために」が省略されているのだという。
自分のために死ぬことではなくて、他人のために死ぬことが武士道なのである。

笑わば笑え、という思い詰めた考え方のことである。
だから、武士道を真面目に語る人達はどこか奇怪しいのである。
武道と武士道の違いを、
庵主は武士道を支配者の理屈、武道は支配される人の理屈だと捉えている。

前者は押しつけること、後者はそれを拒否することである。
純米酒とアル添酒の違いは、はっきりいって庵主は判らない。
もちろん、理屈では判っているが、実際に呑んでみるとその違いが判らないのである。
つまり実用上はどっちでもいいということなのである。世の中はそんなものである。
by munojiya | 2010-02-21 00:39 | 世話物 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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