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2010-04-17 編集できなければ文化にならない

文化とは何か。
比較考量することである。
両者を比べて価値の軽重を判断することである。
そのための手段を編集である。

一つの分野の事象を集めてその共通点や差異から物事の本質を見つけ出すことである。
本質をいまだ知らないことを盲という。蒙昧ともいう。
目を開かせることを啓蒙(蒙を啓〈ひら〉く)という。物が見えるようになると開眼である。
そこから文化が始まるということである。野蛮人から文化人へと転化し進化することである。

その転化を「進歩」といい、その程度が高まることを「発展」と呼ぶ。到達点は「死」である。
野蛮人も文化人も見た目は人間の形をしているが、その質が違うということである。
下世話に例では、日本人と支那人と朝鮮人は見た目は似ているのである。
しかし、その内質は全然異なるのである。その違いが文化である。
                              
その違いが判らないことを未知という。違いがあることに思いが及ばないことを無知という。
違いが判ることは楽しいのである。勉強とはそのための訓練である。生を楽しむためである。
お酒の違いなんか知らなくても生きていけるが、判ると楽しいということなのである。
著作権法とはその編集を掣肘する邪法である。文化志向とは相容れない発想なのである。喝。
by munojiya | 2010-04-17 01:11 | 酒の肴 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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