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2010-04-20 映画「クロッシング」

封切日(4月17日)に映画を見るなんて久しぶりである。それは、待ちきれなかったのである。
韓国映画「クロッシング」である。地上の楽園といわれている国の物語である。
映画の冒頭に出てきた一家の愛犬(白い犬)が、開巻10分後には食べられちゃうのである。
泣ける映画だと聞いて、庵主はためらわずラブホ街の中にある映画館に駆け込んだのである。

庵主は泣ける映画をこよなく愛するからである。適度に涙が出てこない映画では目が疲れる。
庵主が泣いたのは泣ける場面ではなかった(泣ける場面はよくできているいい映画である)。
主人公の少年の言葉遣いが綺麗なことに泣いたのである。朝鮮人の知性を感じたからである。
厭味と取られたら困るが「朝鮮人にも」である。こういう人たちなら一緒に住めるのである。

北朝鮮と書いて、庵主は「ごくひん」とルビを振る。「おわらい」と振ったのはテリー伊藤。
その“北朝鮮”の国であっても、河原での宴の場面では、ほっとして泣けたのである。
同時に国民に食い物も満足に与えられない政権の悲しさに朝鮮人の姿を見て泣けたのである。
そんな人たちと一緒に住めるわけがないではないか。上が下を食い物にする人たちとは。

「これはいい洋酒だ。この酒なら二日酔いはしない」と、その映画の中のセリフ。
北朝鮮には悪酔いしない酒はないのか。韓国ならどうなのか。庵主は知らないのである。
幸い、わが国ではうまいお酒に不自由はしないのである。いや、うますぎるのでいけない。
日本は「お酒がうまい国」である。それ以上に何もいう必要がない恵まれた国なのである。
by munojiya | 2010-04-20 00:28 | 世話物 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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