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2010-06-01 番外篇 それは宗教対立

宗教家はうまいことをいう。
世の中にはなんで数多くの宗派があって、どれもが平和を口にしながら諍いが絶えないのか。
真理がもし一つなら、そんなに数多くの宗派が対立するはずがないのだが。
富士山に登る道の如しだという。頂上は一つだが、そこに至る道は数多しなのだという。

豚肉を食べてはいけないという宗教があるが、同時に肉食は全然構わない宗教もある。
酒を飲んではいけない宗教と飲んでいい宗教はどっちが正しいのか。後者を支持したいが。
相反する主張の両方ともが正しいわけがないのである。片方は間違っているはずである。
宗教対立は、真理の対立ではなくて、蒙昧の対立なのである。だから他愛ないのである。

白と黒が同時に成立する色があるわけがない。中間をとってお酒は少しだけ呑むのが真理か。
両立しない現象を統一するという強引な解決法が弁証法なのではないか。左翼の詐弁である。
叡知〈えいち〉には上には上があるものだと感心するのである。頭がいい人がいるのである。
諺では、それを「屁理屈は何にでも付く」という。諺(世知)の勝ちである。

白と黒が同時に成立しないことはないわけではないのである。
陽画と陰画である。同じ物が反対に見えるのである。
ああ、そうか、世の中は「表と裏」の関係で成り立っているのか、と知るのである。
庵主が著作権を馬鹿にするのも、あながち間違いではないのである。宗教対立である。
by munojiya | 2010-06-01 00:11 | 番外篇 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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