2010-07-20 正しい陰謀論
出処〈でどころ〉が、業界内側筋ということで、なんとなく説得力があるのである。
真偽はともかく、ここまで話を深めてくれると庵主は素直に信じちゃうのである。
なんてったって、面白いからである。
お酒も同じである。
本物だろうと、紛い物だろうと、どっちでもいいのである。
呑んだときにうまけりゃそっちを選ぶのである。
真実だろうが、嘘だろうがどっちでもいいのである。面白いほうが真実である。
手品をやっていると、ついそうなってしまうのである。
つまらない種明かしよりも、嘘の不思議現象の方がずっと面白いからである。
夢や想像力をかき立ててくれる方が真実なのである。
先の戦争の日本軍は暴虐無道の侵略軍だったという見方がある。それはつまらないのである。
わが皇軍はアジア人を白人から解放して独立させようとした正義軍であると見るのが正しい。
軍隊は悪さをするのがその実相であるが、はたして世に皇軍よりまともな軍隊があったっけ。
人民解放軍(武装警官か)などは今でも人民に向かって実弾を水平射撃しているのである。
今はネットで簡単に陰謀論が手に入るから、つまらないといえばつまらなくなったのである。