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2010-09-02 一番馬鹿らしい本の読み方

批判的読書ほど馬鹿馬鹿しいことはない。信じる者は救われるのである。
そういうのを知性とはいわない。救われない人なのである。
愚かという以外にないと庵主は思う。ひどい本なら黙っていても粗が見えるものである。
庵主がいつも馬鹿にしているのはいまだに邪馬台国の場所がわからない業界の知性である。

それが歴史業界である。知性とは融通をきかせることをいうようである。
業界というのは商売なのである。
それで食っているということである。
商売にはしがらみがあるのである。

先輩や恩師の顔を潰してはいけないのである。
それをやると自分も食っていけなくなるからである。
だからいつまでたっても邪馬台国がどこにあったか定まらないのである。
わが国には邪馬台国の比定地が数百カ所からあるという。四国や伊豆半島にもあるという。

庵主は素直にその本の主張に同調してしまうのである。だから時に右翼となり左翼となる。
その方が面白いからである。それで庵主の頭の中には邪馬台国は何か所も存在するのである。
いくつかの説があるのもまた真実だと思えば、一つの真実に拘ることもないからである。
お酒の好みもまた様々だから、庵主の好みが唯一の正統とは限らないということなのである。
by munojiya | 2010-09-02 01:34 | 世話物 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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