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2010-09-14 酒の広告観察

2010年9月10日の地下鉄丸の内線の車内の酒広告である。
車内を見渡すと、広告が少ないのである。
窓上ポスターと呼ばれる広告スペースを見ると半分ぐらいしか埋まっていない。
東京の景気も悪いことが分かる。地方は惨状を呈していることは想像に難くないのである。

で、酒の広告を探すと、ビールだけだった。そしてすべて窓上ポスター広告である。
キリンの「本格〈辛口麦〉」と「淡麗グリーンラベル」。“新ジャンル”と発泡酒である。
「金曜日はプレモル」というのはサントリーの「モルツ」である。これは正統ビール。
それと、アサヒの「スーパードライ」の4本だった。庵主がいう「米糠ビール」である。

べつに米糠〈こめぬか〉から造った廃物利用のビールという意味ではない。
副材料に米を使っていることをからかっているだけである。低原価化が目的なのだろう。
「スーパードライ」はよく売れているだけに、その悪口をいう人が少なくない。
それだけ多くの人に飲まれているということである。いうならば有名税である。

「スーパードライ」はうまいビールではないが、かといって飲めないほどでもないという
中庸の美を備えた無難な味わいで料理や肴の邪魔をしないことが飲まれている理由だろう。
「淡麗グリーンラベル」は糖質70%オフのせいか庵主にはうまくないと感じた発泡酒だ。
その後少しはうまくなっているかもしれないが、買ってまで飲む気はしないのである。
by munojiya | 2010-09-14 00:24 | 酩酊篇 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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