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2010-09-23 私は間違っていたという別の事例

私は間違っていたという述懐ではこういうのもある。
「馬鹿な営為」をやっている人は、その営為を駄酒からうまいお酒に向けてみてはいかが。
『最近とみに酒量が激減しているのは体力の衰えだろう。若い日々、量を競って飲んだが、
いま考えるとなんという馬鹿な営為を繰り返していたのだろう、と思うことがある。

木田元の『反哲学入門』を読んでいたら日野啓三がガンの手術後に秀逸な小説をたくさん書き
残し、その中に死に直面しての心理描写が夥しくあって感動的だと書いてあった。(中略)
こういう分野の小説に強く興味を引かれる年齢になった。
「残された時間」は酒のためにあるはずがないだろうし。』 ●出処(編集後記)

うまいお酒なら量を呑むまでもないからである。
もっとも、それだけの量ですむのなら、酒を飲む楽しみがないのだけれど。
でも、宮崎正弘さんの編集後記を読んでいると、オピニオンリーダーといわれる人達は
つるんで飲んでいるということがわかるのである。それも業界だったのである。

類は類を呼ぶというから、それなのかもしれない。
朱に交われば赤くなるともいう。そういう世界を「業界」と呼ぶのである。
業界というのは、“悪い”人は似たような人達で集まって“悪さ”をするということである。
お酒の場合は、酒に交わると赤くなるである。そして、逃れられなくなるのである。
by munojiya | 2010-09-23 00:48 | 世話物 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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