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2010-10-26 笑い話 冷静すぎる可笑しさ

昔、林家三平(初代)の「専属オーケストラ」だった、アコーディオンの小倉義雄は、
爆笑王といわれた三平からどんなにイジられても決して表情を変えることがなかった。
イジるというのはこうである。
三平がなんとかして小倉さんを笑わそうとするのだが、決して笑わないのである。

観客は三平のギャグがただでもおかしいのに、それを聞いても絶対笑わない小倉さんを見て
いつ吹き出すかと期待しているのだが、それがなかなか笑わないのである。
厳粛な表情を何一つ変えることなく乱れることなく冷静に演奏を続けているのである。
いつ笑うかという緊張感に耐えながら、それがまたおかしいとおなかの皮がよじれたものだ。

こちらの話は、場内が沸いているのに一人冷静でいる人の発言の可笑しさである。
その冷静な発言に感心しながら、お前もこっち側にきて楽しんだらいいぞという誘いである。
『日本のデモは、日本製品を中国人に売るなと主張し、
中国のデモは、日本製品を買うなと呼びかける…

あれ、同じことを言っているのでは?』駄菓子本(米欄)
日中がデモを競っているのだが、そのテーマが同じなのに、
同時に反日、反中を謳っているというお笑いである。絶対矛盾の現実的統合というべきか。
純米酒とアル添酒の同時存在もそれなのである。どっちが正しいということではないようだ。
by munojiya | 2010-10-26 00:16 | 笑い話 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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