2010-10-28 余外篇 寅さん映画
山田洋次監督が、テレビのインタビューでそう発言したことを、私は憶えている。
寅さん映画って、人情話でオブラートに包んだサヨク映画だね。』 出処(米欄)
成田空港は利権に弄ばれた飛行場だったようである。理より利の空港だったのである。
JALが利権の固まりとなって、にっちもさっちもいかなくなってついに崩壊したように、
成田空港は、おっと新東京国際空港だったか、右翼と左翼の利権の争奪戦だったのである。
寅さん映画はサヨク映画であったかもしれないが、同時に差別映画でもあるのである。
サヨク映画とは特定の歪んだ考え方や見解を押しつけるために造られた映画のことである。
「男はつらいよ」の主人公の名前が車寅次郎である。
車という苗字は知っている人は知っているように、被差別民の苗字である。
済州島出身の人を主人公にしてそれを笑い飛ばすというたしかにサヨク映画なのである。
日本人の鬱屈した不満を解消させ、真実から目をそらせるための宣撫映画でもあるのである。
日本のマスコミは今や朝鮮系の勢力が支配しているという説がある。
アメリカの占領政策の下請けとして世に跋扈しているのだという。韓流はその証左だという。
それを薄々感じている日本人の不満がその原因に向かうことをそらすための映画なのである。
その点、お酒は日本人の手によるものだからうまいのである。うまいとは安心のことである。