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2010-11-30 「うまい」の最上級

庵主〈あんしゅ〉が「うまい」というときの感興には三種類あるのである。
うまい、うまっ、うめぇ(発音は「んンめぇ」)の順番に感動が大きくなるのである。
「うめぇ」を越える言葉があったのである。「んまい」である。感動を越えて至福になる。
いかにもうまそうである。庵主はそういう酒も好きなのである。呑みたくなるではないか。

うまいの比較級の作り方である。
「まいうー」(212番)
二つ星なら「まいうーー」、三つ星なら「まいうーーー」、さらに「まいうーーーー」がある。
最後のはもちろん嫌味である。

庵主の今月の「まいうーー」は、意外や意外、甲類焼酎だった。
「極上/宝焼酎/プレムアム」である。
今まで、庵主は、甲類焼酎なんか馬鹿にしていたのである。
ただの精留アルコールじゃないか。味もそっけもない、ものだと思っていたのである。

しかし、そこに技があったのである。
日本人、恐るべしである。
そんなもの(アル高用専用酒)にもこだわりの芸をみせる日本人に感心したのである。
それと同じ血を引いている自分に笑っちゃったのである。笑いは健康の元である。
by munojiya | 2010-11-30 01:13 | 酩酊篇 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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