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2010-12-13 月曜日からうまいビールを飲もう

アサヒの世界ビール紀行の第二弾、「ベルギー ベルジャンエールタイプ」がうまい。
セブンイレブンで350ML缶が238円である。カクヤスでは210円だった。 ●魚拓
だれが飲んでも、これはうまい、と感心するビールがある。
たとえば、ヱビスの「超長期熟成」がそれである。コエドビールの「伽羅」もそうである。

この「ベルジャンエールタイプ」もそれに並ぶビールである。明らかにうまいのである。
エール(上面醗酵)は、こってりした味わいのものが多い。味わいが田舎臭いのである。
田舎臭いというのは今は放送禁止用語かもしれないので、ネットでは気にすることはないが、
伝統的な味わいをしっかり継承している昔と変わっていない醇朴な味わいと言い換えておく。

日本酒にも、古いタイプの純米酒にそういう昔の味わいを引きずっているものがある。
今日〈こんにち〉の純米酒はその古臭さを振り切って軽くて香りがいい味わいになっている。
「ベルジャンエールタイプ」は古い味わいの再現かと思っていたが、
飲んでみたらそうではない当今風の香り豊かなそして瀟洒〈ライト〉な味わいだった。

香りが好もしい。うまいビールは香りが美しいのである。その香りに心引かれるのである。
それが一缶238円で味わえるのだから、酔っぱらうのが目的でないのなら
躊躇わず「ベルジャンエールタイプ」に手を伸ばすべきである。これはクールなエールだ。
アサヒのビール紀行は気合がはいっている。造り手の気合こそが酒のうまさなのである。
by munojiya | 2010-12-13 00:26 | 酩酊篇 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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