2011-01-20 ビール好きに朗報あり
一日一杯のビールは健康にいいというのである。
誤用学者という言葉がある。おっと、御用学者だった。
スポンサーの意に叶う結論を出してくれる学者のことである。
そういう学者にかかると、結論はなんとでもなるのである。
アメリカではCIAがその役〈どうけ〉をやっている。
時の米国政府の都合のいい結論を書いた報告書を作って持って来てくれるのである。
勿論、その報酬は十分にしてたっぷりである。だから、それは美味しい仕事なのである。
ビールが体にいいという結論を出す話はまさに美味しい仕事である。
すくなくとも、それを肴にして飲むビールは間違いなく美味しいのである。
含まれているポリフェノールが体にいいと謳っている酒もある。
アルコールの毒性に比べたらそんなものの効用なんか蚤のナントカに等しいに違いない。
それ以前に、その推論を聞いたら笑っちゃうのである。フランスギャグなのである。
一日に呑んでいいお酒の許容量が、お酒が好きな医者とあまり呑まない医者の見解とでは
前者の方が後者のお医者さんより多いというのが微笑ましいのである。
お酒が好きな患者さんは同好の医者にかかるといいみたい。病気は楽しく治さなくちゃ。
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ビールの恐ろしい使い方はこれである。