2011-02-11 歴史の学び方
戦争を仕掛ける側がしばしば「平和」や「正義」を口にするように、世の中にはよくあることです。
最近、進められているEPA(経済連携協定)やFTA(自由貿易協定)も同じ。それは「自由
貿易」という名の「市場囲い込み競争」かもしれません。』出処
宗教も似ている。目的は御布施。理由〈こうじつ〉は信心。政治も宗教も根は同じなのかも。
本当に相手のことを思っているならお金が掛かるわけがないのである。
庵主などは「うまいお酒がある」という福音を自腹を切って只で“布教”しているのである。
『[米国が]証拠がないのに始めたイラク戦争も「中東平和のための戦争」だったはずですね。
やりたいことと正反対の理由をあげて、やろうとすることを正当化するやり方でした。』(同上)
『護送船団方式に対する批判や、日本のシステムは「社会主義」的だなどという声が強まり、
日本は米国の要求にしたがって「自由貿易」「市場主義」を選んできました。そこには郵政の
民営化のように世界的に普遍的とは言えないような対日要求も含まれていました。』(同上)
どうやら、アメリカからお小遣いをもらった評論家などが、それを喧伝していたようである。
マスコミは勿論お金に靡くのである。いまになってみるとその裏の事情が分かるのである。
よってTPPも当節の推進派評論家諸氏の奮闘にもかかわらず裏側が見えているのである。
歴史に学ぶと考える必要がなくなるのである。その人の行動様式は急変はしないからである。
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『TPPは菅内閣も内容を何も発表しておらず情報の収集中としか言っていない。小泉構造改革
も最後まで内容がわからず、肝心な内容は伏せられて法案が発表されると1000ページにも
及ぶような内容の法案が発表されて、国会議員も法案が分からないまま採決された。TPPも
同じ手が使われて議論が十分に行われないまま同じ手法でやるつもりなのだろう。』(同上)
TPPの核心部分は『TPPが恐ろしいのは、アメリカと日本が経済統合されてしまって、
金融や司法や医療がアメリカ的なやり方にルール変更されることだ。(中略)アメリカ的なやり方
で金融も司法も医療も変えさせられてしまう。NHKの日曜討論でももっぱら農業問題ばかり
でしたが、問題なのはそれ以外の内容だ。』(同上)という点である。青字部分は庵主が強調。
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日本が好きな人のための、こういう視点もあるという映像(ご注意:音がでます)。