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2011-04-26 笑い話 同じ映像なのに今は笑える悲劇

以前は、じつに誠実なコマーシャルだったのである。
ところが、事情が変わったために、同じ映像が爆笑ネタになってしまったのである。
喜劇はそれを演じる人がまじめに演じないと人を笑わせることはできないという。
演者が笑ってはいけないのである。真面目に演じるから可笑しさがこみ上げてくるのである。

そのコマーシャルも真面目にやっているから今見ると可笑しいのである。
「馬鹿」という言葉は、状況によって、罵倒になったり、逆に愛情表現になることがある。
CMも状況によって、真摯な訴えが、よくここまで嘘がつけるものだと感心されたりする。
その落差が大きいものだから笑えるのである。避難された方には悪いけれど、だけど。

いや、我ながらよく素直に騙されていたものだという苦笑である。
人は自分を笑えるようになったら賢くなった証〈あかし〉である。
多くの低俗な人はそれができないで自分を飾っているから傍から見るとつまらないのである。
自分をごまかしているところが傲慢に見えるのである。この人は軽いと感じさせるのである。

さあ、笑ってみよう
なかでも、これは今年一番馬鹿にされたCMである。
自分がやったことをまだ自覚していないという哀れみからである。
とりわけ福島の人は当分はうまいお酒は呑めそうにないのである。可哀相なことである。

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客に害をなして儲けていいという商売があるか。あれ、自動車産業もそれか。麻薬屋も。

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『[必要ないのに原発擁護のためにやったとされる]計画停電みたいな見せしめで
人生くるちゃったひと可哀想だ
信号動かなくて、事故って死んだ人もいるし。
何人殺せば気が済むんだよ
拠所(138番)

ポストやるじゃん
ケツ拭き紙から一個ランクアップやな
』(153番)
一般マスコミのほうがクソにまみれちゃったからなあ』(159番)
本当の敵は東電じゃなくその裏に潜んでる政府だからな』(156番)

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同じ映像でもTVの薄っぺらなものと違って映画になると迫力がある
おー、原発というのはわが国の科学技術の粋なのかと感心するのである。
が、その原発の弱点を知ってしまったあとでは全編がお笑い映画になってしまうのである。
「日映科学映画製作所」と書いて「おわらい映画製作所」とでも読むのだろう。

原発の最高機密とは何か。
「子供でも壊せるような仕組み・弱点」を知られないこと。
それが機密というものなんですね。
出処(米欄)
玄人は、冷却系統の、電力をつぶすんだよ。』(同上)

by munojiya | 2011-04-26 00:15 | 笑い話 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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