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2011-17-01 「プレミアム神都」

暑い。ビールである。生ビールの季節である。
やわなビール、というか、紛い物ビールでは体が納得しない季節である。
本物と偽物の違いがはっきりするのである。
猛暑で消耗している気力を蘇らせることは本物にしかできないのである。

うっかり、値段が安いことに妥協して紛い物を呑んだ時には、アルコールがもたらす疲労感
だけが残ってしまうのである。
酒の本質はアルコールではないということである。
もしアルコールが酒なら、より純粋な甲類焼酎が一番体にいいということになるがしかし。

アルコールを感じる酒というのはつまらないのである。
つまらないというのは、飲んでも満足感が残らないということである。
いくら上手に似せて造っても、紛い物では心を、その前に体を癒せないのである。
その反対のうまいビールは、例えば「キソジプレミアムラガー hana」である。

伊勢角屋の「プレミアム神都〈しんと〉」(アルコール度数8.7%)がうまい。
その香りがすごい。果汁を加えたかのような苺の香りがするのである。
が、しかし、口にしたらその香りはきれいに消えて、うまいという味わいに変化するのだ。
飲んでいて楽しいのである。そして後にしっかりうまいという余韻が残るのである。
by munojiya | 2011-07-01 11:02 | 酩酊篇 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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