人気ブログランキング | 話題のタグを見る

2011-07-06 とっておきのお酒

気温が高い日が続くようになると、庵主の体の好みはお酒からビールに変わる。
お酒の甘さが重く感じるようになるからである。
夏は、お酒のアルコール度数の高さが呑みにくい理由なのかというとそういうことでもない。
かえって、度数の高いジンとかラム酒が呑みたくなる。スピリッツがうまく感じるのである。

それも理にかなっているという説がある。
お酒は実は体を冷やす作用があるという。
お酒やビールやワインのような醸造酒よりスピリッツの方がその効果が大きいという。
だから、暑い時にはスピリッツは体に心地よいのでうまく感じるのだというのである。

庵主がいうビールとは、いわゆる発泡酒を含めて紛い物ビールは念頭に置いていない。
まともなビールのことである。暑い時期に飲む紛い物ビールはうまくないからである。
しかし、ビールばかり飲みつづけていると体がなまってくるのである。だれてくる。
そういうときに、キリッとうまいお酒を呑むと生気が蘇ってくるのである。

暑さでだらけていた体がすっきりするのである。日本酒の薬効である。
体にうまい、そして心にもうまいのである、本物のお酒は。
いま庵主の冷蔵庫で開栓を待っている、その時に呑むためのとっておきのお酒は「越の華」の
「関東信越国税局主催平成22年酒類鑑評会金賞」の大吟醸である。うまいはずなのである。
by munojiya | 2011-07-06 00:53 | 酩酊篇 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


by munojiya