2011-07-20 「水戸黄門」も劣化して
一見進歩しているように見えるのである。
進歩というよりも楽ができるようになっているのである。
それを手抜きといってもいい。
パソコンの進歩によって、知的作業を手っとり早く処理できるようになった。
同時につまらないものが大量生産されるようになったのである。「むの字屋」もそれか。
そして、世の中の物は、その本質なんかどうでもいいものが多いから、
見た目がそれらしく見えれば実用上はそれで十分なのである。
いま流行りの本ビールがその実例の一つである。
ただ、酒に関しては、紛い物はうまくないのである。
体力がある時はまずいものでも食えるが、夏場のように暑さで体力が消耗しているときは
紛い物では飲んでも力が湧いてこないのである。第一、体がウンといわない。
TBSの看板番組「水戸黄門」がとうとう終焉を迎えることになったという。
テレビ番組はスポンサーが作るのである。松下がパナソニックになった時から「水戸黄門」は
無理だったのである。パナソニックには土着の番組は作れなくなったのである。
番組の監督が外国人だったとあるがそれも含めて「水戸黄門」は劣化していたというのである。