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2011-07-28 調酒師

シナ語には片仮名がないから、外来語は全部漢字で表記している。
コカコーラは口可口楽だったか。
シャープは夏普〈シアプー〉と書くというが、パナソニックはどう書くのか想像もつかない。
ちなみに、仮名書きの名前も漢字になってしまう。蒼井そらなら蒼井空になってしまう。

調理師とか調香師という日本語はあるが、調酒師という言葉はない。
シナ語で調酒師とはバーテンダーのことである。
コカコーラやシャープはその音に近い漢字を当てたものである。
バーテンダーは、馬展朶といった字を当てずに、その意味から意訳したものである。

しかし、それを調酒師としたのではちょっと意味が違っているようである。誤訳に近い。
ユナイテッドネーションズを国際連合と訳したようなものである。
その訳では本質が紛れてしまうからである。
バーテンダーの定義はカクテル作り人ではないからである。バーの番人でもない。

ではバーテンダーとは何か。
テレビ番組に「バーテンダー」というのがあった。
今は、漫画が「真実〈ほんしつ〉」を教えてくれるのである。
そのセリフ「今夜はどんな毒を飲ませてくれるのかな」。そう、お酒は毒なのである。
by munojiya | 2011-07-28 01:57 | 酩酊篇 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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