2011-09-27 笑い話 「山岡なんかと結婚するほうが悪い」
最悪な夫の選び方と取るか、
〈もっと〉も不幸な妻〈おんな〉の話と取るか。
グルメ気取りで、自分より料理が上手な夫をもった妻の愚痴である。
食い物のうまいまずいをいう男は下種とした古人の言葉の重さが分かるのである。

この話は何とでも持っていけるが今回の方向は「黙って呑め」という躾け話に持っていく。
個人的な感想だが、料理が上手なかみさんをもらった男は最高に幸せだと思う。
色香は外でも手に入るが、うちでうまいものを食わせてくれる女は容易に得難いからである。
そういう意味で、庵主はうまいお酒を呑ませてくれる杜氏をありがたく思っているのである。

だし巻き卵は焦がしたら失敗味噌汁は沸騰させたら失敗
隣でネチネチと
』(75番)。それが嫁いびりの基本である。
日本人の底意地悪さも変わっていないのである。
それしか楽しみがなかった前時代の残滓〈ざんし〉である。

日本人の清流は、食べ物はお百姓さんに感謝して食べる、である。
食い物に関してごちゃごちゃ言わないというのが躾けである。
庵主は、グルメを「愚留奴」と書いて「おろか」と読むのである。
だから庵主は人前ではお酒の話をしない。でもやっぱりうまいお酒が呑みたいのである。

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「容易に得難い」は「馬から落馬」だったか。

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身も蓋もない。『なんでわざわざこんなもんを嫁にもらうのだろう』(33番)。救済事業。

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by munojiya | 2011-09-27 01:09 | 笑い話 | Trackback | Comments(0)
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