2011-12-20 たった3%の真実
詐欺師のことである。
その言うことには、千に三つの真実しかないというわけである。
真実率0.3%の軽い言葉だということである。よって法螺吹きのことも千三つと呼ぶ。
辞書によると、「千三屋」にはまた不動産屋のような商売をいうともある。
千件の商談があっても、成約するのは精々三件という儲からない商売だというのである。
だから、一案件あたりの利幅を大きくとらないとやっていけないのである。
そうでなければ、あんなコンクリート箱(通称マンション)が何千万円もするわけがない。
損害賠償の請求額が1100万円で、認定されたのがたった33万円という裁判があった。
真実率は3%である。千三屋よりも増しだが、その吹っ掛け率は法螺吹きの類だろう。
宗教屋さんも、やっていることはその程度の商売だということである。
世間からはその程度にしか思われていないということでもある。少なくとも実業ではない。
アメリカでは弁護士が多いから、いたずらに無用な訴訟が行なわれるという。
その賠償金の請求額がとてつもない金額なのである。
それだけの価値が原告にあるとは思えないのであるが、それが通ってしまうから可笑しい。
アメリカは庵主には異界である。うまいお酒を知らない人がその世界を想像できないように。
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乙骨氏の「真実度」は何%だったのだろうか。