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2012-01-11 呑み残したお酒の呑み方

呑み残したお酒というのがある。
お酒は賞味期限が過ぎても呑めるから捨てることはないのである。
捨てることはないのだが、栓を開けて時間を置いたお酒は空気を吸って精気が失せてしまう。
気の抜けたビールほどではないが、同様に当初の清新な風味がなくなってしまう。

そうなったお酒はどうやって呑むか、である。
大酒呑みが、呑んで呑んで、最後にもう一杯呑みたい時は、体はもう十分だと思っているが、
気持がもう一杯口にしたい時はどうするかというと、味噌汁にお酒を入れて呑むという。
するとまた呑めてしまうのである。貪欲というのは、呑欲と書くべきなのかもしれない。

味噌汁にお酒というのは、いうなればスクリュードライバーみたいな呑み方である。
混ざっているアルコールを感じさせない方法である。
お酒の呑み方としては勿体ない呑み方であるが、気の抜けたお酒ならそれも致し方ない。
捨てるよりはマシだから。庵主は最悪の場合はお酒をお風呂にいれてしまう。

まだ呑めるお酒の場合は、いい方法を思いついたのである。
柚子ジュースを混ぜて呑むことである。柚子の香りは七難隠すのである。元も子もなくなるが。
柚子の香りは強烈だから、お酒にちょっと混ぜただけでお酒が消えてしまう。
気が弱っているお酒を気にすることなく、香りに隠れているアルコールを楽しめるのである。
by munojiya | 2012-01-11 00:39 | 酩酊篇 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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