人気ブログランキング | 話題のタグを見る

2012-01-19 ど盲

「盲」という言葉は、今は放送禁止(自粛というべきか)用語だと思う。
該当する人がそれを聞いたら心を痛めるからだという。盲を盲と呼ばなかったら何と言うのか。
それをいうなら、「馬鹿」は放送禁止用語かというと、そうではないのである。
該当者が「盲」よりずっと多いというのに。

庵主なんぞはその該当者だから、それを聞いたら心を痛めるのである。馬鹿に気にしちゃう。
幸い、それを言われ慣れているから、「馬鹿」といわれても、もう耳が馬鹿になっているので
それほどの衝撃度はないのではあるが。
「ど盲」というのは、その「盲」を罵倒する言葉である。放送禁止用語中の厳禁用語である。

映画「座頭市物語」(三隅研次監督)にそのセリフが出てくる。
市を客分として養っていた悪いヤクザの親分(柳永二郎)が市に吐くセリフにそれがある。
それ故「気違い部落」(渋谷実監督)同様、日本のTVでは放送されることはないのだろう。
今のアメリカ人は「ど盲」だというのである。日本人には目が見える人がいるのである。

アメリカ市民も目を覚ませよ
支配者層にいつまでもいいように利用されんな
石油欲しさに中東に難癖つけて戦争を仕掛けるのをやめろ
駄菓子本(79番)。
睛眼の日本人であっても目の前にあるうまいお酒は見えない人が多い。それこそ「ど盲」。
by munojiya | 2012-01-19 00:19 | 世話物 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


by munojiya