2012-01-19 TPP無残
グローバルスタンダードという言葉がある。
アメリカの、正しくはアメリカに巣くっているその連中の戦略〈わな〉である。
縄張りを無くせというのである。なぜなら自分たちが儲けるためにである。
庵主は、その儲けるという概念が分からないのである。
儲けてどうするのかが想像できないからである。
一日三合の米しか食わない人が、日に一升も二升も買えるお金を稼ぐ必要があるのか。
しかも、そのお金を稼ぐ方法が、貧乏人から搾り取ってお金を掻き集めるというのである。
庵主に言わせれば、それはほとんど気違いの領域にしか思えないが、
知は力なり。実際は金が力なりである。圧倒的金力の差にあっては抗えないのである。
戦艦を造るときは、一部が損壊しただけで沈没しないように、小区画に区切って設計する。
グローバルリズムとはその逆で安全を捨てることなのである。一部の支障が全体を狂わせる。
しかし、小銭を掴まされたマスコミとか評論家が、そして学者がその嘘を喧伝するのである。
知らない人はその嘘に騙されてしまう。右も左もそれだからそれが真実だと錯覚してしまう。
日本人に合わないサイズの服を着れといわれてもそれは無理なのである。
日本酒はうますぎるから参入障壁になるのでそれをやめてバーボンを飲めと言われてもねぇ。
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『アメリカンジョークは難しいな
つか、アメ公の思考回路がどうにも理解できないんだが。
「アイツさえいなければ、俺がクラスで一番になれるのに」みたいな感じ?』(3番)
『試験が俺の得意な範囲じゃ無い、俺の得意な範囲の試験を作れ、それ以外は違反だ。
ってホザく学生みたいな感じか』(222番)
『逆に個人用は軽自動車以外を廃止しろ』(4番)
『ダメ車を買うか 軽買うか
悩むアホは日本におらん』(19番)。TPPを選ぶアホはいるけれど。
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『TPP支持者=“自由貿易”信奉者、見たか?
米さんの本音丸出しの要求。フェアとかフリーとかいう理念じゃなくて
「オレの好きにやらせろ!」という強欲あるのみなんだ。これが現実!』(49番)
『アメリカは軽自動車の規格を創設するべき
日本車の参入障壁となっていると、
そのまま返してやれ』(81番)
『軽自動車は言わば当て馬。
アメリカの本命は、日本に無理難題ぶつけて郵貯、簡保を丸ごとゲットする事。』(98番)
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49番には補足が必要。
『このクソ要求してる強欲連中は「反TPPの連中」だぜ?
TPPになったら国家的に圧力かけて押し売りはできないからな。』(70番)
前門の虎〈ゆすり〉、後門の狼〈たかり〉。絶体絶命、日本。
次の段階はこうだという。
『そのうち「日本は銃規制を廃止せよ、アメリカ銃の参入障壁になっている-全米ライフル
協会」になりそうですな』(104番)。規制を外したらまたまた自殺者数が増えるぞ。
TPPのルビは「ヤクザ」にしようか。
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『おまえらモトローラってしってるか?? あの会社。日本で受け入れられないから
難癖つけて自社の基地局を税金で作らせやがった。その額5000億円
で、結局売れなくて撤退。(売れなくて当たり前だ。当時アナログからデジタル移行期。
そのなかでアナログのポンコツを押し付け用[庵主校正:様]とした)
今この問題。下手すりゃ販売代理店を税金つかって作れとか言い出すぞ。
アメリカはそういう国だ』(105番)
そのとき、確か小澤一郎君がモトローラの意を体して奮闘努力していたはずである。
しれっとした顔をして、国民に一人一台ケータイを持たせようと言っていたものである。
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余談『しかも、ノリエガ将軍が吐かされたものの中に、池田が創価学会の金をパナマで運用し、
ノリエガ将軍の麻薬取引の資金繰りにも使わせていたことと、このあがりから、池田は小沢氏
へ相当な額を常時渡していたというものがあった。』典拠
小澤君は商売熱心な政治家のようである。池田氏はノリエガ将軍の銅像を建てた人でもある。
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座布団7枚。
『まずは、アメリカの公道でフェラーリ8台・ランボルギーニ1台・BMW2台が玉突き事故
起こす様になってから、「日本は外国車を排除してる」と言いやがれ。』(153番)
同5枚。『インチとかフィートとか廃止しろよ グローバルスタンダードに従え』(330番)