2012-04-18 きゃりーぱみゅぱみゅ
フルネームは、きゃろらいんちゃろんぷろっぷきゃりーぱみゅぱみゅ、である。
それはどうでもいい。
問題は、日本人〈あんしゅ〉にはそれが発音できないということなのである。
「あわれみ」はだれでも簡単に言える言葉である。
しかし、それに「お」を付けると突然発音できなくなるのである。
「お憐れみ」がすんなり言えないのである。口がもごもごしてしまう。
きゃりーぱみゅぱみゅはさらに言えない。難読ならぬ、難発音なのである。難音でいいか。
「きゃりー」で、いったん切って「ぱみゅ・ぱみゅ」というと言いやすいとはいうが。
日本人の多くが、シミュレーションをシュミレーションと言ってしまうように、
「ぱみゅぱみゅ」は日本人の発音の盲点なのである。
庵主が言うと「キャリー・パンパン(ピャンピャン)」になってしまう。終戦直後か、である。
「バス ガス爆発」というのもある。
高圧ガスを燃料にして走っているバスのガスボンベが爆発したというものだろう。
それを3回言ってみ、と言われも言えないのである。必ずかんでしまう。
「お酒が呑みたい、お酒が呑みたい、お酒が呑みたい」なら簡単に言えるのに。