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2012-05-02 今一番まずいビール

庵主がこれまで飲んだ中で一番まずかったビールはキリンの「淡麗グリーンラベル」である。
だからといって貶しているのではない。
まずいというのはほめ言葉なのである。
すくなくても飲んだという印象がしっかり残っているビールだからである。

多くのビールはその味わいはもとより、それを飲んだという記憶すらないのである。
それらのビールは飲んだ瞬間から忘れられていくビールなのである。
逆に言うと、呑んだお酒の銘柄とか、飲んだビールの味を覚えてるいる方が異常なのである。
そんな中にあって「淡麗グリーンラベル」は庵主にとって記憶に残るビールだったのである。

麦芽の量を減らして造った発泡酒は一般的に不味いビールである。
値段と味は比例するという実例である。原料をケチるという料簡が間違っているのである。
選択肢がないときならともかく、選べるときは間違ってもその手の発泡酒は飲みたくない。
ただ、それを義理で飲まなければならないときがあるから事前に体を慣らしておくのである。

うっかり飲んでまずくて吐き出してしまったら相手に対して失礼にあたるからである。
「淡麗グリーンラベル」の兄貴分である同じくキリンの発泡酒「淡麗」を飲んでみた。
これはまずい。苦みもちゃんとあるのだが、その苦みが本当に苦いだけなのだ。
なぜか最近売れている今の「淡麗グリーンラベル」の方がまだ増しな味だったのである。
by munojiya | 2012-05-02 00:05 | 酩酊篇 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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