人気ブログランキング | 話題のタグを見る

2012-05-03 日本国憲法とお酒用語

5月3日は憲法記念日である。
その憲法の第9条は難解な日本語として有名である。
まともな日本人が一読しても意味が判らないのである。
二読するとますます意味が分からなくなるという迷文である。

同じ条文を読んで、人によって解釈が別れる文章というのはまともな文章といえるだろうか。
できそこないの憲法であることは間違いない。
法曹界とは、そんな文章を読んでなんとか意味を汲み取ろうと詭弁を弄する業界なのである。
普通の頭の人間には務まらない商売なのである。法理よりも出世の利が優先みたいである。

憲法も、日本語で書かれてはいるものの論理が出鱈目だから普通の日本人には理解できないが、
お酒用語も、よく使われているのに、だれもその意味を知らないという言葉が少なくない。
「特選」「上撰」「キレ」「辛口」等々。その意味が分かりますか。雰囲気語なのである。
日本酒のそういう言葉が韓国で問題になっているというのである。参考映像(音が出ます)。

韓国の日本酒輸入会社が、日本では普通名詞であるそれらの言葉を商標登録したという。
その登録が認められたようで、以後その会社で扱うお酒以外、その言葉が使えなくなった。
いずれも売り手以外には何の意味もない言葉なので、それが使われることがなくても
呑み手にはなんら支障がない言葉だから、狭い業界内のさざ波でしかないのであるが。

-----

憲法9条で「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない」
と手足を縛り上げられては、日本は座して死を待つ以外ありません。
』(典拠)。
それを馬鹿正直に遵守したら、自分の命が危なくなるからこの条文は間違っているのだが、
それを合法化する詭弁や屁理屈が法曹界の飯のタネなのである。優雅な商売である。

陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊は軍とは呼ばないから、憲法に抵触しないという詭弁。
というよりほとんど屁理屈がまかり通っている。
純米酒(醸造酒)にアル添しても、醸造酒と見做すというのもその類例である。
そういうお酒も「清酒」と呼んでうまく批判を避けているのである。奸智である。

あるいは、憲法前文に、憲法の前提条件として「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互
の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義に
信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。」と書いてあるのだから、
その前提が崩れたときはこの限りではないという発想も可能なのである。詭弁に不可能はない。

敵対してくる国、例えば国を挙げて反日教育を行なっている国は「平和を愛する諸国民」とは
言えないから、そういう人達に対しては当然防備をなしても問題はないということである。
だって、殺されちゃったらその憲法を遵守できなくなるので、法が意味をなさなくなるから。
憲法を守るということは、それを守る人達がいるからこそ存在価値があるのである。

by munojiya | 2012-05-03 00:05 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


by munojiya