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2012-05-30 ホントかよーのネット情報

「当たるも八卦、当たらぬも八卦」と言われたら、
そんな当てずっぽうを聞かされて、それにお金を払うほど俺は金持ちじゃないと思うが、
「信じるも八卦、信じないのも八卦」と言われたら、
ひょっとして、この人は本当のことを知っているのではないかと縋りたくなるのである。

相手に期待をいだかせることをツカミという。
本日のツカミである。
福島第1原発の吉田昌郎前所長の「自殺」情報が流れている』(典拠)という。
ここまで読んで、庵主を本当の事を知っている人なのではないかと思ったら大間違いである。

吉田元所長が今何をしているのか、あるいはもう死んじゃったのか知る由もないのである。
そういう噂が流れていると書いている「ネット情報」があると書いているだけなのである。
真偽は不明。そういう「情報」を聞いても、庵主には裏付けを取る手立てがないからである。
本来は、人心を惑わすそういう噂の真偽を先駆けて検証するのがジャーナリストなのだろう。

お金と組織力がある報道会社でなければできない仕事なのである。
そりゃ、真面目にやったら命がいくつあっても足りない商売なのである。
広告料と引き替えに良心を売った方が儲かるのである。身も安全だし、うまいお酒も呑める。
ネットの噂で既に結論が出ている事を後から纏めた安全記事なんか読むまでもないのである。

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もし板垣英憲氏がジャーナリストを自称しているのなら、
このネタ(情報)がガセ(虚偽)だったら筆を折るところだろう。
もっとも、今は毛筆〈ふで〉を折っても、ワープロがあるから全然支障はないのであるが。
ただ、こういうネタを検証もなしに流したという時点でジャーナリスト失格なのである。

by munojiya | 2012-05-30 00:01 | 時局物 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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