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2012-07-04 シミュレーション4

シミュレーションという言葉がある。
日本人には発音できない言葉である。
多くの人が、実際には、「シュミレーション」と発音している。
「シミュ」という発音は日本語にはないからである。だから「趣味」になるのである。

きゃりーぱみゅぱみゅ、という芸名がある。
これも日本人には発音できない。
それを簡単に発音する方法がある。そこだけ英語の発音に切り換えて読むのである。
英語の発音で読むと、「ぱみゅぱみゅ」も「シミュレーション」も容易に言えるのである。

庵主は「シミュレーション」を「擬算〈ぎさん〉」と書いている。
自分に都合がいいように擬〈なぞらえ〉た皮算用〈らっかんろん〉、というわけである。
自分にとって最悪の状況が想定されるときのそれは何というのか。
擬算は生きるためにやる楽観論だから、そんなことは考えなくてもいいのである。

また、今回の事件が万が一財務省主導による「預金封鎖シミュレーション」だとしたら、
もう絶望的です
』(典拠)。そういう場合はその目算を「絶望」と呼ぶらしい。
「絶望」とは、データー(過去の記憶)が吹っ飛ぶことである。これは怖い。
酒呑みは日頃から酔っぱらってそれを経験しているから多少の耐性はできているのである。

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「シミュレーション4」というのは「死」に掛けた駄洒落である。最悪の想定のことである。
4という数字は、「フェーズ4」のように最終段階とか最悪の意味に使われる数字である。
人類を滅ぼしかねない最凶の病原菌を管理する施設もバイオセーフティーの「レベル4」だ。
これは明らかに、「4」は「死」に掛けていると思われてる。

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庵主は、昔は、書くものは手書きで紙に書いていたが、いまはワープロで電磁記録である。
そのデーターが飛んだときの不安におののいているのである。そうなったら茫然自失である。
HDDの故障でデーターが読めなくなったものはまだ復元できる場合が多いらしいが、
電磁記録が駄目になる事態が起こったら復元不能である。記憶喪失を味わう事になるのだ。

CDやDVDにバックアップしたデーターも数年で読めなくなる可能性があると聞く。
バックアップデーターは二、三年毎に最新のメディアにコピーしておけというのである。
またHDDは数年使ったら壊れる消耗品だと思えと書かれている。それを前提で使えという。
使い勝手は電子データーに劣るものの、今でも墨汁と和紙に勝る保存媒体はないようである。

by munojiya | 2012-07-04 00:02 | 酒の肴 | Trackback | Comments(0)

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