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2012-10-05 余飲にひたる

埼玉35蔵元大試飲会に行ってきた。
盛況である。
東京で、半径5メールの庵暮らしをしていたのではなかなか出合うことのない埼玉のお酒が
こんなにあったとは。試飲会はそのお酒と蔵元の顔を見ているだけでも楽しいのである。

庵主の酒量では、さすがに35蔵を全部味わうことはできない。
けっきょくは十いくつかの蔵のお酒を味わったにとどまった。
その中でうまかったお酒の三傑。
「鏡山」、「亀甲花菱」、そして「晴雲」の「無為〈むい〉」。

本当は、「天覧山」の本醸造が目当てだったのだが、ここでもそれがなくて呑めなかった。
その代わり、「秩父錦」の本醸造がうまかった。
本醸造も上手に造ればアルコールを感じさせないうまいお酒が造れるのである。
埼玉には小山本家酒造とか「清龍」といった気になる蔵もあるのでそっちの話は順次紹介。

試飲会に行くと、呑めないとはいっても会場の雰囲気でつい呑みすぎてしまうのである。
今回も、一日たった今なおその美酔がさめないでいる。
体が、アルコールはもういいよと言っている。ここ二、三日はお酒を呑まずにすみそうである。
余韻を楽しむというが、庵主は今お酒の余飲〈よいん〉に酔っているのである。
by munojiya | 2012-10-05 00:13 | 酩酊篇 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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