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2012-10-13 モンドセレクション金賞「ワンカップ大関」

「ワンカップ大関/上撰」に「モンドセレクション金賞受賞2011-2012」と高らかに
その名誉が謳われている。
2年連続で、そのモンドセレクションの金賞に輝いたというのである。
「ワンカップ大関」の上撰が。一合で180円足らずの普通酒である。

え、え、えっ、とそれを見て庵主は思うが人様の商売であるから何にも言わないのである。
一升瓶に換算しても1800円のお酒なのである。
いや、一升瓶ならもっと安くなるか。1600円とかの値段になるかもしれない。
180円でその金賞受賞酒が味わえるというのだから、ありがたいことである。

「全国新酒鑑評会金賞受賞蔵」と書いたラベルが貼られているお酒がある。
そのラベルが貼られているお酒が金賞を受賞したお酒かというとそうではないのだという。
金賞を受賞したお酒を造っている蔵と同じ蔵のお酒という意味だという。
鑑評会用に造った高級酒である金賞受賞酒とは別物の格下のお酒であることは言うまでもない。

「ワンカップ大関」は普通酒である。それが金賞になるというのだから、
どういう基準で授賞しているのか、庵主にはさっぱり見当がつかないのである。
「上撰」そのものが金賞授賞酒なのだとしたら、普通酒のコンクールなのか。
それ以前に、納豆の金賞もあるそのモンドセレクションって、どういう賞なのだろうか。
by munojiya | 2012-10-13 01:16 | 酩酊篇 | Trackback | Comments(0)

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