2012-11-10 「朝日鷹/本醸造」の味わい
の中の一つで出合ったのが精米歩合60%の「朝日鷹〈あさひたか〉」の本醸造酒である。
「朝日鷹」と聞いてもすぐそれが「十四代」の高木酒造のお酒だと分かる人は少ないだろう。
東京であまり見掛けることがないのは山形の地元向けに造っているからのようである。
その露店の呑み屋がなぜ「朝日鷹」を並べていたかというと、女主人が知っている山形の
酒屋に「十四代」を注文したら抱き合わせで付いてきたからだとのことだった。
その話が本当だとしたら、「朝日鷹」は可哀相なお酒である。
おまけの酒なのである。というか押し売りのお酒なのである。
その境遇を聞くと、ますます呑んでみたくなるではないか。
一合見当のプラスチックのコップでワンコイン五百円だった。
とはいえ、「十四代」の高木酒造である。仮に手を抜いて造ってもそこそこの味になっている
はずだと期待は鷹まるのである。おっと高まるのである。
実は、その日は、庵主はかなり酔っていたのである。
花園神社の一の酉を覗いてみる前にいいお酒を呑んでいたからである。しかも定量以上に。
はっきりいって、すでに「朝日鷹/本醸造」の味が分かる状態ではなかったのである。
ただし、その時点で、庵主がうまいと感じるお酒でなかったことは確かである。
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多分、二の酉(11月20日)にも、同じ場所で出店するだろうから、その時に
もう一度そのお店を訪ねて、素面で「朝日鷹/本醸造」を味わってみようと思う。
その露店では、「十四代」は置いていなかったが、酎ハイの焼酎に、なんと宝焼酎の
プレミアムを使っていたのである。豪気〈ふとっぱら〉である。
