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2012-11-27 「朝日鷹/本醸造」

お含みおきを  最近、庵主のパソコンに故障が頻発するようになりました。
使っている最中に、何にもしないのに突然電源が落ちるという事態が発生するようになり、
いつぶっ壊れるのかと戦々恐々の日々を送っているところです。最悪の場合には、パソコンの
買換えなどで12月12日まで更新できなくなる恐れがありますので予めお含みおきください。



「面妖〈めんよう〉」という言葉がある。「不思議な」とか、「奇妙な」という意味である。
そんな気分を言い表すための面妖な言葉である。
それで表すのは自分の気分であって、客体の実態をいうものではない。
その言葉が役に立つのが、こういうお酒の味わいなのである。

「朝日鷹〈あさひたか〉」の磨き70%の本醸造である。
「朝日鷹」というのは、「十四代」の高木酒造が地元向けに造っているお酒である。
「十四代」が華々しくデビューする前の蔵の酒銘が「朝日鷹」だったのである。
蔵の伝統の味わいがそれだということなのだろう。

「十四代」は人気が高く、引く手あまたで、今でも手に入らないお酒とされている中で、
「朝日鷹」は今でも造られているのである。その造りの分で「本丸」でも造ってくれれば
いいようなものだが、蔵にとっては「朝日鷹」はなくせないお酒なのだろう。
「十四代」のうまさを知っているから、庵主は期待して「朝日鷹」に臨んだのである。

安いのに、ただし定価で買えればの話だが、うまい「十四代」の本醸造「本丸」の味を知って
いるから、同じ本醸造仕様の「朝日鷹」の地元でしか呑めないという味に期待は高まる。
「燗にしますか」という一杯呑み屋のお店の誘いを遮〈さえぎ〉って冷や(常温)で貰った。
口をつける。ん、この酒は。味わいの言葉が出てこないのである。さて面妖な味わいだった。
by munojiya | 2012-11-27 07:19 | 酩酊篇 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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