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2012-12-14 笑い話 偏業

「偏業」ときたか。
その言葉に思わず笑っちゃったのである。
余人のユーモアに。
日本人恐るべしである。

『[石原宏高は]石原良純著「石原家の人々」を読むと他の三兄弟が試験前日にヤマをかける
のに対し常に予習復習をかかせなかった
[庵主校正:かかさなかった]模範生で就職も他の
三兄弟が日テレ報道員(後に政治家)、俳優、画家と偏業に就いたのに対し唯一一般職の
みずほ銀行員になったと書いてありました。
』(典拠)。銀行員が堅気の商売かは別にして。

「偏食」という言葉がある。
偏っている食生活というよりは、望ましくない食生活というべきなのだろう。
「偏見」も、間違っている見方というよりは、望ましくない物の見方というべきだろう。
偏食は好みの問題だが、偏見は物を見る位置にもよるのである。

見る角度によってそう見えてしまうのである。
日本酒はまずい酒だと見ている人は、見る角度が悪いからであるが、それが全くの間違いかと
いうとそうではないのである。まずいお酒が多いということも事実だからである。
偏業とは、人に偏見をいだかせる得体のしれない商売のことだとでもしておこう。

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これも可笑しい。『弟は俳優で兄はコメディアンか』(典拠64番)。

by munojiya | 2012-12-14 00:02 | 笑い話 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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